断腸亭料理日記2007

煮込み、浅利のぶっかけ、など。

5月19日(土)

昨夜から、北海道の義母が上京している。

今日は朝から、どこやらか、見たいものがあるとかで、博物館など
東京見物へ出かけているようである。

内儀(かみ)さんも外出。
筆者は、AMから、今週は家で仕事。

今週は、浅草は、三社祭、で、ある。
筆者の町内は、隣の鳥越神社の氏子にあたるので、
お祭は、まだ先で、ある。

午後、仕事の目処をつけ、
買い物がてら、赤札堂あたりまで下駄を履いて出る。
午前に、少し雨が降ったが、今は気持ちよく晴れている。

筆者の住む元浅草の東、新堀通りを渡った寿あたりから、
三社祭の氏子町内になる。

それぞれの軒下には提灯が下がっている。

三社も鳥越も同様だが、お祭りとしては、土曜日が
各町内神輿の渡御、日曜日が本社神輿の渡御と、決まっている。

したがって、今日はまだ、神酒所などはできて、
お囃子も聞こえるが、各町内も比較的、静か、で、ある。

赤札堂を覗く。目的は、義母が食べたいといっていた
浅利むき身、が、なく、三筋のヤマザキに回る。

ヤマザキには、むき身が1パックあった。これでは少し足らぬので、
殻付きの浅利も1パック。
それから、先般から、食べたかった、鰹の刺身。
少し安かったので、買う。

帰宅し。
ビール(ヱビスのザ・ホップ)で、鰹刺身を食う。


呑んでいるうちに、モツの煮込み、が、食いたくなる。

ほろ酔いで、ハナマサまでモツを買いに出る。
豚白モツ、1パック、こんにゃく。

モツの煮込みは、なん度も作っている。
(作り方は、こちらをご参照くだされたい。)

こんにゃくに、冷蔵庫にあった大根も入れる。

煮上がり、16時頃、義母が帰ってくるが、酔払って、
そのまま寝てしまう。

19時、内儀(かみ)さんからTELで、起きる。
20時に帰るという。

義母も、東京を歩き、疲れて、寝ていたようであった。

義母のリクエストの浅利むき身の味噌汁(浅利のぶっかけ)
を作る。(これも、少し前にも作っているが、作り方はこちらをご参照。)

北海道にはあまり、浅利というものは、出回らぬという。

昨年、雑誌IPPOに、剣客商売のメニューを作り、原稿を書いた

これを義母も見ていたわけであるが、
なかで、この浅利のぶっかけを食べてみたい、と、以前より
思っていたという。
それで、用意をしたのである。

先の、鰹の刺身も出す。

煮込み、

ぶっかけ、


鰹の刺身。

関連性のない、三つのメニューが並んでしまった。

しかしまあ、それぞれ、それなりに、うまい。




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