断腸亭料理日記2013

マカロニグラタン

12月1日(日)未明

さて。

流れで、鯖を続けたが、時間的には少し戻る。

土曜深夜、である。

三つ前の、マカロニグラタン。

やはり、どうしても自分で作ってみなければ、
で、ある。

むろん[資生堂パーラー]のベシャメルソースという
わけにはいかないが、昔から作ってはいる。

自分で作ればある程度コントロールできたものが
作れるだろう。

と、いうことで、考察した通り、バターをたっぷり使って
をテーマに作り始める。

テフロンのフライパンを用意。

薄力粉50gに、無塩バター50g。(4人分)
きっちりと量る。

薄力粉は篩をかける。

これも失敗しないベシャメルソースの鉄則か。

フライパンに薄力粉、バターを入れ、
炒めていく。

バターが溶けたらごく弱火。

粉50gに同量のバターというのはだいぶゆるい感じになる。

レシピには必ず書かれているように、ツブツブがなくなり、
杓文字でたらすとトロ〜っと少し堅めの生クリームのように
流れる感じになるまで。


こんな感じ。

ここに温めた500ccの牛乳を合わせる。

冷蔵庫にあったパックのものは、ちょっと足らないので水を足し、
500ccにし、コンソメ、それからローレルも数枚入れ、鍋で温める。

温度を合わせるというが、まあ、そう神経質に
なりすぎることもなかろう。

牛乳を沸騰寸前まで温め、フライパンもまだ十二分に
熱いので、少しずつ杓文字で混ぜながら合わせていく。

ここもレシピなどを見ると、ダマにならないように
徐々に、徐々に、などと書いてあるが、ある程度まで
入れたらあとはちびちび入れる意味はあまりない
ように思う。

ダマになるか、ならないか、は、最初の炒めと、
油の量のような気がしている。

ダメならばミキサーの力を借りてしまってもよいのだ。

今日は、と、いうと、まあ、OK。
多少の小さな塊はあるが、許容範囲、と踏んだ。
また、後からなくなっていくこともある。

具の用意。

玉ねぎ、鶏もも肉、小海老。

鶏肉と小海老は冷凍庫からなので、解凍。

鶏肉は小さめの一口に切り、玉ねぎはざく切り。

同時進行でマカロニを茹でる湯をわかす。

玉ねぎと鶏肉から炒める。

今日はここもバター。

ある程度、火が通ったら、小海老も投入。

白ワインと、思ったが切れている。
ブランデー、これもない。
ウイスキーだ。

入れて、フランベ。

塩胡椒。

OK。

ベシャメルソースに合わせておく。


マカロニを茹で始める。
マカロニは、ペンネ。

茹ったら、これもソースに合わせる。


よし、OK。
(牛乳に入れたローレルはここで取り出した。)

ソースと具材のバランスもよいだろう。

ここで一応、味見。

塩が足らない。

耐熱皿に移し、上に、粉チーズ、パン粉、その上に
また、バター。

惜しまずにバターを使おう。

焦げ目がつくまでオーブントースターで焼く。

焦げ目だけでなく、ソースがフツフツとしてくる
のもうまいグラタンには必要不可欠であろう。

OK。

出来た!。


バターが溶けている感じもうまそう。

ダマはほとんどない。

特段、変わったものは入れてもいない、
ノーマルなマカロニグラタン。

自分で作ったのだから、文句をつける相手もいない。

だいぶバターを使ったが、もっとこってりでも
よいように思うが、まあ、このあたりが
適量なのであろう。

これでマカロニグラタン欲求は、満たされた。










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