断腸亭料理日記2013

うどんと昆布の佃煮

10月5日(土)

さて、土曜日、朝。

相変わらず、アレルギーもひどく、寒いので
温かいうどんでも食べようか。

まあ、といっても乾麺。

出汁だけはちゃんと取ろう。

鍋に湯をわかす。

当初は鰹、と思ったが、鰹に昆布も入れようか。
澄んだ関西風にしようかな。

昆布を入れ、沸騰してきたら火と止めて、鰹削り節を
たっぷり投入。

火を止めたままふたをして置く。

このまま10分弱。

ん?!。

やはり、昆布を入れたが、つゆは濃口しょうゆの東京風がいいか。

気分の問題だが、しょうゆが濃い甘辛の方が、
なんとなく温まるような気がする。

普段は私は入れないが、東京風のつゆにも昆布を入れては
いけないということはなかろう。

東京風であれば、具に鶏肉でも入れようか。
冷凍してあるもも肉をレンジで解凍。

乾麺を茹でるための湯をわかす。

同時進行で出汁を濾す。

ここに、桃屋のつゆ。

つけ汁ならばよいのだが、かけの場合は、
このままでは若干甘目なので、しょうゆを足す。

煮立てて、味見。

OK。

ここに5cmの半割に切った長ねぎと一口に切った鶏肉を入れ、
煮立てる。

湯がわいたので乾麺を茹でる。

うどんといっても、だいぶ細めなので、茹で時間は
2〜3分であろう。

うどんが茹ったら、水にさらし、洗ってざるにあげ、
ポットのお湯をかけて、再度温める。

丼にうどんを入れ、鶏肉、ねぎの入ったつゆを入れる。

OK。

生玉子も落とそうか。
真ん中にスペースを作って玉子を落とす。

薬味用のねぎも切って、入れる。

出来上がり。


冷麦よりもちょっと太いくらいのものだが、
温かくて、うまい。

さて。

出汁に使った昆布。

これはもったいないので、いつも酢じょうゆで煮て、
佃煮のようなものにする。

これがよい酒の肴になるのである。

出汁を取った昆布を洗って正方形に切り、鍋に入れる。

ここに酢としょうゆ。

割合とすれば酢の方を多く。

煮詰めるので水は入れない。

煮立てる。


ごく弱火で、量にもよるだろうが、10分弱か。
味が染みて、煮詰まってくればOK。


目を放して、焦げ付かせさえしなければOK。
簡単である。

これ、塩昆布といった方がよいかもしれない。

いつもこのまま食べてしまうのでわからないのだが、
表面の水分が飛べば、白い粉を吹いたような
馴染みのあるあの姿になるのかもしれない。


だいぶ塩辛いのだが、これがまたべら棒にうまい。

こんなものがあるとまた、昼から呑みたくなる。










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