断腸亭料理日記2016

ドライカレー

6月26日(日)第一食

さて、日曜日。

昨日もカツカレーであったが、
またまた、カレーである。

こうカレーばかり食べたくなるのは、
暑さのせいであろうか。

今日も暑くなりそう。

思い付いたのは、ドライカレー。

先週の「チューボーですよ!」で、やっていた。

ドライカレーというとカレー味のチャーハンかと思うと
そうではなく、挽肉のカレー。

インドの挽肉のカレーはキーマカレーなどというが
これとどう違うのか。
よくわからぬが、日本人の口に合わせて、マイルドにしてある、
くらいのことなのかもしれぬ。

「チューボーですよ」の街の巨匠の中に私の知っている店は
なかったが、知っているところでは市谷の[パク森]
新宿の[ハイチ]などが、この代表といってよさそうである。

大方は円形に平たくご飯を広げ、その上にきれいに
同じ円形に5mm〜1cmの厚みで挽肉のカレーを
のせるという盛り付け。

私が最初に接したのは[パク森]であったはずで、
そう昔のことではない。
[パク森]はこの円形を芸術的に丸く盛る。

つまり子供の頃から頻繁に接するほど
一般的であったとは思われない。
私以上の年代の方はには同意いただけよう。

だが、新しいメニューなのかと思うと、
そうでもなく、明治40年代にはメニューとして
あったようである。

なんでも当時の日本郵船の欧州航路「三島丸」という船の
ディナーメニューにあるようで、この船の日本人コックが
考案したという。 (日本郵船)

そこからどういう経路をへて最近広く食べられるように
なったかはよくわからぬが、洋食系カレーの1ジャンルとして
定着しているといえるのであろう。

作り方は簡単。
玉ねぎみじん切りなどを炒めここに挽肉を入れてさらに炒め、
カレー粉などスパイスを入れ、あとは煮詰める。

家庭用の即席ルーを使うカレーも簡単だが、
玉ねぎを長時間炒めなくてもよいし、カレー粉のみあればよく
特別な材料もいらない。

作る。

朝起きて、まずは米を洗って、浸水させておく。
今、家にある米は無洗米で洗うだけ。

合挽き肉を買いに出る。

ハナマサで300gほどのパック。
にんじんも購入。

ご飯は電気炊飯器。

ドライカレーの調理時間は30分もかからなそうなので
先にスイッチを入れておく。

ご飯が炊けたら調理開始。

玉ねぎは1個みじん切り。

皮をむいて1/4にカット。
繊維と直角に細く包丁を入れる。

 

これを90度回し、繊維と同じ方向に薄くスライス。

切り終わりは立てたままでは切れないので、
倒して、繊維と出来るだけ直角に包丁を向けて細かく切る。

まあ、皆さんがみじん切りをするのと同じであろう。

にんにくも1片みじん切り。

にんじんは1/2本。
皮をむいて薄くスライス。

さらにこれを重ねて細く切り、棒状にする。

 

これをまとめて切れば、みじん切りになる。

これで準備はほぼ終了であろう。

フライパンに油を敷いて玉ねぎを炒める。

 

しんなりしたら、にんじん。


透き通ってきたら、挽肉。


脂が出るまでじっくり炒める。

 

OK。

さて、ここからである。
先週作ったインドカレー、鶏の骨付きもも肉は食べてしまっているが
カレー自体は残っている。これを味付けに使ってしまおうと考えた、
のである。


ここにさらにカレー粉(S&B赤缶)、ローリエ。

よく合わせて、塩、味見。さらにブラックペッパー。
ちょいと隠し味にウスターソース。
煮詰める。

 

よいだろう。

芸術的にとはいかないがご飯を円形に薄くし、
そこにカレーをのせる。


味のベースが既にあるので、まとまった。

元々がスパイシーで極辛のインドカレーが
香りなどは残しながら、マイルドになっている。

ひょっとして、このタイプのドライカレーは
こんな風に残りカレーの再利用から始まったのでは
とも思えてくる。



 

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