断腸亭料理日記2016

仲御徒町・やきとん ま〜ちゃん

6月5日(日)夕

日曜日。

今日も晴れて気温があがった。

湿度もそれほど高そうではなく、まあ、さわやか。
だが、梅雨入り、という。

ご近所仲御徒町のやきとん「ま〜ちゃん」へ行こうか。

日曜日も営業するようになって、行きやすくなって
なによりである。

やきとんや、やきとりは、寒い頃よりも
暑い頃の方が、食べたくなるものである。

5時頃、内儀(かみ)さんと徒歩で出る。

拙亭のある元浅草一丁目から、そう、10分程度か。

小島町から清洲橋通りを渡って、佐竹商店街を突っ切って、
竹町公園から昭和通りに出る手前。

ぶらぶら歩くにはよい距離である。

店前まできて、開け放たれたガラス戸からのぞくと、
お兄さんが出てくる。

二人。
ちょっと待ってねぇ〜。

空きスペースはありそう。
ここは4時からやっている。

カウンター中央あたりに場所を作ってもらって、
スツールに掛ける。

チューハイ、半レモン。

 

やきとんを、二本ずつ、バラバラっと頼む。
味はおまかせ。
それから、白菜漬け。

白菜漬けから。


レバー。

 

塩、で、ある。
むろん、うまい。

中は半生。
たれも選べるが、たれで誤魔化さない。

鮮度と下ごしらえと焼き方、なのか。

タン。


 

ハツ、か、、、忘れてしまった。


ともかくも、バクバク食い、チューハイを流し込む。

白。


これはたれ。

ボイルをしたものを焼いているのか。
脂の多いものは、たれ、か。

チューハイ、お替り。
つまみも追加。

花かつおのかかった、塩らっきょ。


やきとんやでは、欠かせない。

煮込み、玉子付き。

 

ニコタマ、で、ある。
豆腐も入っている。

これを忘れてはいけない。

 

肉巻トマト、チーズのせ。

熱々のトマトが、ばかうま、

最近、焼きトマトは焼鳥や、やきとんやではもはや、
定番になりつつあるか。

椎茸。

 

椎茸というもの、塩で焼いただけでこんなにも
うまいものかと、あらためて思う。

縄文人でもあるまいし、他の食べ方もたくさんあるが、
日本人の食習慣の特性であろうか。
(必ずしも選択肢がないので、そうしているわけではない。
うまいから、である。)
世界でもめずらしい国民ではなかろうか。

魚でも肉でも、こうした野菜、きのこ類でも
そのまま塩で焼いただけ、という食べ方をよくするし、
そのうまさをよく知っている。

こういうことが、和食の基盤になっているのであろう。

マルチョウであったか、、、、忘れてしまった。


甘めの味噌。
これも絶妙な塩梅で、うまい。

厚揚げ。


こんなものも、さっぱりと、うまい。

今日はめずらしく、チューハイ三杯。

かなり酔っ払った。

どれ、帰ろうか。

ご馳走様でした。

 

台東区台東4丁目6−1
TEL 03-3835-1758

 



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