断腸亭料理日記2016

新御徒町・焼肉・もとやま

11月28日(日)夜

そうだ。

肉を喰おう。

なかなか風邪が抜けない。
元気が出るかもしれない。

肉といえば、ステーキという選択肢もあるが、
焼肉の[もとやま]にしようか。

この年齢(とし)であるしたくさんはいらない。
うまい肉を少し。

[もとやま]は比較的リーズナブルでいわゆる希少部位などを
揃えている有名店といってよいのであろう。

そしてなによりよいのは、元浅草の拙亭から
歩いて行けるということ。

5時に予約。

雨である。
元浅草から南に下がって、旧小島小学校の脇を抜けて、
右に曲がって、清洲橋通り。
渡って、佐竹商店街。

佐竹商店街というのは、その昔、秋田佐竹藩の
上屋敷があった場所なので、佐竹の名前が
残っている、東京でも古〜い商店街。
今は、多少シャッター商店街の色が出てきてしまっているのが
残念なところ。(味があるので映画のロケによく使われてもいる。
確か『踊る final』でも出てきたように思う。)

新御徒町駅の出入口のある春日通りが北の端で、
微妙に東に曲がりながら、南下し、清洲橋通りにぶつかっている。
[もとやま]はこの佐竹商店街の南端の通り沿い。

ほぼ5時ちょうどに到着。

一番乗り。

エビスの瓶をもらって、いつもの
「和み(なごみ)コース」4,980円也。
これはその希少部位、みすじ、とうがらし、さんかくの
厳選三点盛が入っているもの。

キムチ、ナムル、ホルモンなどもついている。
焼肉やに二人で行くと、なかなか品数を頼めないので
少量ずつ多く出てくるコースメニューは割安でありがたい。

キムチ。

ナムル。

もう一品、シーザーズサラダ。

これが、三点盛。

焼く。


ほんのり色が変わるくらい、さっと焼く。

塩だったり、わさびも用意してあるが、
塩だけが私は好きである。

三種それぞれの味の違いまではわからないが、
どれもうまい。

にぎりの鮨。

牛。

左上から、ハラミ、ロース、カルビ。
これは普通のタレとコチュジャンで。

豚。

バラとタン。
上にトントロがあったのだが、食べてしまった。

これがトントロ。

味付きのねぎをのせて食べる。

野菜焼き。

ホルモン。

レバ、上の四角いのはコリコリ、下はマルチョウ。

最近、マルチョウというのは人気のようであるが、
基本、脂そのものである。

ビールから生マッコリに。

舌にピリピリくるような刺激、日本酒よりも強めの甘味と
乳酸菌飲料のような酸味がさわやかで、うまい。
日本のどぶろくとほぼ同じものなのだと思うのだが、
やはりマッコリにはマッコリらしい味が設計されている。
うまくて呑みやすいのでつい呑みすぎてしまう。

内儀(かみ)さんが半ライスを頼み、シェアして
食べる。
(これはコース外)

焼“肉”フルコース。

大満足。

ご馳走様でした。

近所でこれが食えるのはまったくありがたい。

ぶらぶら歩いて、帰宅。

 

 

もとやま

 

 

 




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