断腸亭料理日記2017

焼売

2月5日(日)夕

さて。

日曜日。

実のところ、焼売のはずであったが、先週満席でいけなかった、
三筋の天ぷらや[みやこし]のリベンジを考えた。
で、夕方TELを入れてみると、今週も一杯。

日曜の夜など、そうそう一杯にはならなかったのだが、
どうしたことか。人気なのか。

と、いうことで、予定通り焼売。

レシピは以前作ったこの日記。
オリジナルは、チューボーですよ!

最初に、干し椎茸スライスと乾燥貝柱をお椀に入れ、
お湯を注ぎ、軽くレンジをかけて、もどしておく。

次に、豚バラ。

ハナマサで切り落としといっているパック、500g。

ザクザクと切って、叩く。

ただ、肉の食感は残したいので、完全には細かくしない。

ボールに入れる。

調味料は、塩、胡椒、しょうゆ、酒、オイスターソース。
砂糖はやめた。

焼売の調味料にはいろいろなレシピがあるのであろう。
これはオイスターソースが特徴的かもしれぬ。

粘りが出るまで、練る。

OK。

長ねぎをみじん切り。
これもバリエーションとして、焼売であれば、
玉ねぎを入れるというレシピもあったはずである。

切ったねぎには片栗粉をまぶしておく。

椎茸と貝柱は大方もどっている。

椎茸は具にしてしまうので、みじん切り。

貝柱は繊維をほぐしておく。

生姜をおろす。

点心の餡には、おろししょうが、またはそのしぼり汁
と、いうのは、必須である。
豚肉のくさみ取り、ということなのであろうが、
これが入ると、とたんに点心らしい味になる。

おろしたものに、少し水を加える。

椎茸、貝柱、もどし汁、水を加えたおろし生姜を加え、
さらに練る。

胡麻油。
よい香り。

これでよいか。

焼売の皮を用意。

普通の大きさ。
つまり、崎陽軒程度のスタンダードの大きさ。

本当は、大きいものがよいのだが、そんなものは
売っていない。

餃子の皮は自作をする。

餃子は手作りの方が厚みが出せるので私は好きなのだが、
焼売はやはり薄い方が、うまかろう。
どこか、大判を売り出してくれないだろうか。
(私以外に買う人はいないか。)

と、いうことで、不本意ながら、普通サイズ。

成形。
左手を軽くにぎって親指と人差し指の輪の上に皮をのせ、
この皮の中央に一つ分の具をのせる。
親指と人差し指の輪の中にヘラで押し込む。
文章でお分かりになろうか。
押しすぎると、底が抜けてしまうので薬指と小指は
にぎったまま。これが底になる。

どんどんと包む。

内儀(かみ)さんも手伝う。

わ!。
ねぎを入れ忘れた。

まだ1/3も包んでいない。
餡に混ぜ込んで、再び包む。

500gの豚バラ。
40個以上はできたのではなかろうか。
皮は二袋あったが一袋半ぐらいは使ってしまった。

蒸す。
蒸し器。
先に加熱し、沸騰してから
くっつき防止にクッキングペーパーを敷く。
これは必須。なにもなしでは、十中八九、下にくっついてしまう。
キャベツ、レタスなどの葉っぱを敷いてもよいが、
クッキングペーパーを常備しておけば、むろんこのために買うことはない。

焼売を並べ、ふたをして8分。
タイマーで計る。

出来上がり。

ビールを開けて、食べる。

からしじょうゆ。

うん、これは成功!。
ちゃんと焼売の味をしている。

市販の挽肉ではなく豚バラを自分で叩いたのもよい。
これが肉々しくなるポイントの一つであろう。

うまみもよく出ている。
貝柱、椎茸の威力もあろう。
気持ち、甘めになったが、これはオイスターソースの
仕業かもしれない。

小さいので、ポイポイ、バクバク食う。
とまらない。

内儀さんと二人で瞬く間に食べてしまった。

 




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