断腸亭料理日記2017

オムライス

7月23日(日)第一食

日曜日、第一食。

昨日から、チキンライスが食べたくなっていた。

本当はオムライス、だったのである。
今やっているNHKの連ドラは「洋食や」が舞台だったりするのだが
それでオムライスができてていた。

オムライスよりも玉子抜きのチキンライスが私はよい。
毎度書いているがチキンライスは好物といってもよい。

洋食やでもオムライスではなく、チキンライスを
頼むことの方が多い。
(むろん、食べられないことはないが、
オムレツ自体が私はイマイチなのである。)

昨日、鶏肉を買ってきておいた。

冷蔵庫に冷や飯がある。

が、よくみてみると、これは先日のジャスミンライス。
いわゆるタイ米ではある。
タイ米でチキンライスを作るとどうなるのか、
わからぬが、まあ、食べられないものができることはなかろう。

早く起きたので、ちょっと近隣を探索がてら、
ハナマサに寄る。

なくてもよいが、マッシュルームも入れようか。

そうだ。
せっかくなので、今日はオムライスにしようか。

そんなわけなので、オムライスを極めるつもりはさらさら
ないのだが、ちょっとだけ挑戦しようか、と考えた。

作る。

材料を切る。
玉ねぎみじん切り、マッシュルームはスライスの半分、
鶏肉はサイコロ大。

切れた。

サラダ油を敷いて、玉ねぎから炒める。

鶏も投入。

鶏にも火を通し、マッシュルーム。

すべてに火を通す。

ここにブランデー。
ファイヤー!。

ブランデーの意図は、味が濃くなるように。

火を止め、ジャスミンライスの冷や飯をレンジで温める。

フライパンに投入。
飯をほぐす。

ある程度ほぐれたら、ケチャップを投入。

混ぜる。

味見。

ちょっと足らないので、追加。

混ぜる。

OK。

ボールに取っておく。
フライパンは洗って、玉子用にスタンバイ。

さて、オムライス用の玉子は三個。

ほぐす。

腰を切りすぎぬように、というのが[たいめいけん]のレシピ。

腰を完全に切るのか、否か。
腰を切らないのはもともとは日本料理のやり方である。
中華でも、西洋料理でも腰を切る、さらに濾す場合まである。

腰を切らぬ方が、ふんわり感が残る、という。
実際は、私は微妙なところだと思うのだが、
日本ではセオリーになっている、のである。
そういう意味では[たいめいけん]は日本の洋食である。

フライパンに、今度はバター。
溶かして、玉子投入。

箸でかき混ぜながら、、、、

ある程度固まってきたら、消火。

この段階ではまだ、玉子は半熟。

チキンライスをのせる。

(まだ半熟。)

トントンとフライパン上で包む技など
できないし、まずなん度やっても、できる気がしない。
さらには会得したいとも思わぬので、このまま皿に
ひっくり返す、式でいく。

皿をフライパンの上にのせ、

せぇいのぅ、で、ひっくり返す。

ケチャップを玉子の上に飾る。

できた。

玉子の腰を完全に切っていないので、
焼くとこんな風に白身の部分が白く残る。

だが、玉子は完全に固まってしまった。

火は止めてガスコンロからも外しているのだが、
皿を用意している間に、火が入ってしまう。
ことほど左様に、玉子料理というものは、むずかしい。

ともあれ、チキンライスの味は?。

ケチャップ味であるのでジャスミンライスの香りなどはまったく
感じられなくなっているが、チキンライスとしての味には
ほぼ影響はなかろう。

まあ、御の字。
そこそこのチキンライス+玉子焼き、で、あった。

 



  

断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5 |

2004 リスト6 |2004 リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10 |

2004 リスト11 | 2004 リスト12 |2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005 リスト15

2005 リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20 |

2005 リスト21 | 2006 1月 | 2006 2月| 2006 3月 | 2006 4月| 2006 5月| 2006 6月

2006 7月 | 2006 8月 | 2006 9月 | 2006 10月 | 2006 11月 | 2006 12月

2007 1月 | 2007 2月 | 2007 3月 | 2007 4月 | 2007 5月 | 2007 6月 | 2007 7月 |

2007 8月 | 2007 9月 | 2007 10月 | 2007 11月 | 2007 12月 | 2008 1月 | 2008 2月

2008 3月 | 2008 4月 | 2008 5月 | 2008 6月 | 2008 7月 | 2008 8月 | 2008 9月

2008 10月 | 2008 11月 | 2008 12月 | 2009 1月 | 2009 2月 | 2009 3月 | 2009 4月 |

2009 5月 | 2009 6月 | 2009 7月 | 2009 8月 | 2009 9月 | 2009 10月 | 2009 11月 | 2009 12月 |

2010 1月 | 2010 2月 | 2010 3月 | 2010 4月 | 2010 5月 | 2010 6月 | 2010 7月 |

2010 8月 | 2010 9月 | 2010 10月 | 2010 11月 | 2011 12月 | 2011 1月 | 2011 2月 |

2011 3月 | 2011 4月 | 2011 5月 | 2011 6月 | 2011 7月 | 2011 8月 | 2011 9月 |

2011 10月 | 2011 11月 | 2011 12月 | 2012 1月 | 2012 2月 | 2012 3月 | 2012 4月 |

2012 5月 | 2012 6月 | 2012 7月 | 2012 8月 | 2012 9月 | 2012 10月 | 2012 11月 |

2012 12月 | 2013 1月 | 2013 2月 | 2013 3月 | 2013 4月 | 2013 5月 | 2013 6月 |

2013 7月 | 2013 8月 | 2013 9月 | 2013 10月 | 2013 11月 | 2013 12月 | 2014 1月

2014 2月 | 2014 3月| 2014 4月| 2014 5月| 2014 6月| 2014 7月 | 2014 8月 | 2014 9月 |

2014 10月 | 2014 11月 | 2014 12月 | 2015 1月 |2015 2月 | 2015 3月 | 2015 4月 |

2015 5月 | 2015 6月 | 2015 7月 | 2015 8月 | 2015 9月 | 2015 10月 | 2015 11月 |

2015 12月 | 2016 1月 | 2016 2月 | 2016 3月 | 2016 4月 | 2016 5月 | 2016 6月 |

2016 7月 | 2016 8月 | 2016 9月 | 2016 10月 | 2016 11月 | 2016 12月 | 2017 1月 |

2017 2月 | 2017 3月 | 2017 4月 | 2017 5月 | 2017 6月 | 2017 7月 |

BACK | NEXT |

(C)DANCHOUTEI 2017