断腸亭料理日記2017

クラブハウスサンド

9月24日(日)第一食

サンドイッチが食べたくなった。

今、サンドイッチというのは、革命的というほどでもないが
大きな変化が起きているように思う。

なにかというと、ラップで包んで切る。
というもの。

革命的までいわなくとも、画期的くらいには
なっているのではなかろうか。

なぜ今まで気付かなかったのか、と思うほど。
ただ包んで切るだけで簡単なことである。

それで、具だくさんのサンドイッチが簡単にできてしまう。

サンドイッチといえば、欧米のもので特に、アメリカであろう。
デリカテッセン、デリで、ハムの種類やら、チーズ、パンの種類まで、
指定して作ってもらって持って帰る。
昔から具だくさん。
アメリカなどの場合、具だくさんを可能にしているのは、
そもそもパンが薄い。そしてパンも含めて全体をつぶしてしまう。
これではなかろうか。

日本人の場合、パンをつぶすというのに抵抗感がある。
それで、なかなか具だくさんにできなかったという背景が
あったように思う。

日本の場合はコンビニのサンドイッチである。
どこのものでも、あれはなかなか優秀であろう。
そうそうべら棒に種類が多いわけではなく、具だくさんまで
いかないが、玉子サンドにしても、ハムカツサンドにしても
皆、うまい。

今日は、私の好きなBLTサンドにしようか。
いや、どうせ具だくさんなら、グラブハウスサンドにしようか。

どちらにしても、串で刺したりして、切りずらいし、
食べずらい。
ラップ包み切りで一挙に解決である。

BLTはベーコン、レタス、トマトであるが、
これにターキーの肉が入ると、クラブハウスサンド。
ターキーでなければ、、、、?。
ローストビーフ。

OK。
ローストビーフを焼いて、作ろう。

ハナマサに買い出し。

牛ももブロック、アンガスビーフ。
それからレタスに、トマト、ベーコン、食パン8枚切り。

作る。

まずはレタスを数枚取って、水に漬けておく。

牛ブロックは塩をして少し置く。

私のローストビーフはイタリアン式。
フライパンで焼けるのでお手軽、で、ある。

フライパンにオリーブオイルを敷いて、焼く。

最初は強火で、弱火。

各面をじっくり焼く。

アルミホイルで包んで休ませる。

その間に、ベーコンを焼いておく。

30分ほど、で、あろうか。

赤い透明なドリップ(液体)、が出ている。

ステーキなどでもやるのだが、この休ませる、というのは、
このドリップを出しきる、ということなのであろうか。

落ち着かせる、などという言い方もするようだが、
ドリップを中に閉じ込める、ということなのか?。
閉じ込めるどころではなく、どんどん出てくるのだが、、、。
今一つ、メカニズムと意図がわからない。

切ってみる。

気持ち、温度の入り方が足らなかった?。
生と半生の境界は微妙である。
火が完全に入ってしまっては台無しだが、ローストビーフ
ぐらいだと、ロゼ色程度の半生が理想なのであろうが、、、。

二枚切って、あとはもう一度アルミホイルに包んで、
オーブンレンジに10分突っ込んでおく。

サンドイッチにかかる。

食パンを二枚トースト。

焼けたらバターを塗って、ベーコン、レタス、
マヨネーズ、トマトスライス、ローストビーフ、
マスタード。こんな順番でのせる。

真ん中にもう一枚パンを入れてもよいのだが、
炭水化物の摂りすぎを考えて控えよう。

マーガリンではなく、やはりバターの方がうまかろう。

ラップで包む。

切る。

まったく簡単である。

ピクルスも出して皿にのせる。

食べる時は、このままかじりつく。

もちろん、圧倒的に食べやすい。

やはり、ローストビーフはもう少し火が入った方が
よかった。噛みきれない。

だがまあ、全体としては上々であろう。
マヨネーズは入れたり入れなかったりしていたが、
やはり入れた方がうまい。

ともあれ、やはりラップ包み、サンドイッチ便利この上ない。
まだまだ、具は入れられそうである。

 


 

    

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