断腸亭料理日記2019

断腸亭2019夏・モルディブ その8

引き続き、モルディブ。
ダイビング二日目、二本目。

ポイントは、ミライドホー・ケイブ。


リーフの壁に洞窟があるよう。

ちょっとわかりずらいが、これ、貝。

幅が30cm程度はある。
巨大なホタテのようにも見えるが、
ミズイリショウジョウガイという。

珍しい元気なエダサンゴ。

魚は右側がアケボノチョウチョウウオ、
左の正面を向いている派手なのがモンガラカワハギ。
黒いのはクロハギの仲間か。

洞窟の中。

エイの類。幅50cmほどはある。

イソギンチャクとクマノミだが、

ちょっとイソギンチャクがきれいである。

こんなところに親子も。

犬のような顔をした、フグ。

コクテンフグという。

今回初めての、登場。

ナポレオンである。
かなり遠いので、亡霊のよう。

7〜80cmはあるか。
ベラの仲間。メガネモチノウオというのが正式な和名。

生憎、黒いモンガラの子供に顔が隠れてしまった。
これはアカモンガラ?、黒く地味、どこにでもいる。
フグは、不思議な模様のハコフグの仲間。

今日は、こんなところで終了。

一本目がマンタで、二本目がナポレオン。
流石のモルディブ、バー環礁。

リゾートに戻り、ランチ。

今日は、もう一軒のランチをやっているレストラン。
エンペラー。
ここは基本、イタリアン。

いつものタイガービール。

日替わりのパスタをもらった。
カニのクリーム。

ネジネジのショートパスタ。
チーズリッチ。
こういうものは、どこで食べてもはずれない。

食べ終わり、いつものように歩いて部屋に戻る。
天気がいいと、真昼の島の日なたは暑い。

暑いので毎日のことだがエアコンの効いた部屋で昼寝。
ダイビングというのは、かなり疲れるのである。

7時半、夕飯に出る。

今日は、フィーリング・コイ、Feeling Koiという
ジャパニーズ・レストラン。

今、モルディブに限らず南のリゾートはジャパニーズを標榜する
レストランをほぼ持っている。

私のような者には、まあ、ビミョウな存在である。

セーシェルであったか、味噌汁を先に出され、
これを飲み終わらないと、先の料理を出さない。
まあ、スープ扱いなわけだが、これはおかしかろう。
むしろ滑稽といってよろしい。
出し方もヘン。高いところからティーセレモニーのように
ぬるい味噌汁を具の入ったお椀にバシャバシャと注いでいた。
味噌汁は食事と同時である。味噌汁だけ先に飲まされては
日本人は食事にならなかろう。
こんなのは極端な例だと思うが、日本人はこんな猿芝居に
付き合わなければいけないのか?。
欧米人専用のリゾートというわけでもなかろう。
百歩譲って、日本食とジャパニーズは違ってよいとして、
少なくとも日本人客にはやるな!、ということは
伝えてしかるべきであろう。

さて。
このレストランは、まあ、このリゾートの売り、看板のよう。
どんなものか。

左は水だが、右の黄色いもの。レストランに入る時に
渡された食前酒。

日本酒とパイナップルジュースのカクテルという。
ほぼ、日本酒の味はわからなかったが。

これ、ここのウエイター君(フランス人の若者)が付けていた
前掛け。

会津喜多方、夢心酒造。
ここにはこの酒蔵の酒樽なども置かれている。
こちらの酒蔵さんとタイアップなのか、このレストラン
の一方的なものなのかは、わからない。

このレストランの名前、Feeling Koi、はなんとなく「夢心」
からのインスパイヤーかと想像される。

お通し?。

枝豆。
ごま塩に、なぜかごま油がまぶされている。
まずくはないが、各段にうまいわけでもない。どうしてこういう
発想になるのか。不思議である。

 

つづく

 

 

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