断腸亭料理日記2019

チーズとコショウのパスタ&
ローストビーフ二種

今日はちょっと半端なので二本。

11月1日(金)第二食

NHKの「二度目の・・・」という海外旅行ガイド番組。
「二度目のローマローカル編」。

そこで出てきた、ローマのローカルパスタ。

「チーズのコショウのパスタ」

と、いうもの。

イタリア語だとCacio e Pepe、カーチョ・エ・ペーペ、
(文字通り、チーズと胡椒)というよう。

チーズとコショウだけのシンプルなパスタ。

これ、チーズは二種。パルメジャーノ・レッジャーノと
ペッコリーノ・ロマーノを使う、ローマのローカルパスタ。

この2種。
なんと、今、家にあるではないか!。
そう、この前、カルボナーラを作った時のペッコリーノ・ロマーノと
比較のために買ったパルメジャーノ・レッジャーノ。味比べの
リゾットにもしたが、、まだ、ある。

ペッコリーノ・ロマーノだけではクセがあるので、
パルメジャーノ・レッジャーノと半々で作ると説明を
していた。

黒胡椒も使うのでそのまんま、カルボナーラの玉子抜き、
じゃないか、と突っ込みたくなる。

二種をおろす。

右がペッコリーノ。
まあ、見た目にはほぼ違いがわからない。

スパゲティーを茹でる。

茹であがったら、フライパンに移し、二種のチーズを投入。

ここにゆで汁を加え、点火、

温めながら、和える。
チーズは溶けてくる。

黒胡椒もミルで挽きながら、さらに和える。

いいかな。
盛り付け。

これがCacio e Pepe?。

もちろん、ローマで本物を食べたこともないので、
正しいのかは、謎。だが、、、うまい。
確かに、ペッコリーノのクセはあまり感じない。

まったく、簡単。チーズは安くはないが、、。

もう一つ。
11月3日(日)第二食

肉が喰いたくて、ローストビーフを作ることにした。
二種、としているが、部位の違い。

どちらも煮込み用と書いてあるが、バラよりもももの方が
ローストビーフには向いている、か。
実は、あまりしない脂のあるバラをローストビーフにしたらどうなるか、
というのを試してみたかったのである。

塩をする。(手近にあった、赤い粒の塩。)

ラップをして常温に戻すのを兼ねて、ステンレスの上に置いておく。

2時間ほど。
バラの方が大きいので、こちらからオリーブオイルを敷いたフライパンへ。

ちょっと時間差で、ももも。

各面こんがり。

アロゼなどというが脂・油で揚げるようにしてみる。

アロゼは塊肉を焼く場合、表面が乾かないように、という
意味もあった。

各面がいい色になったら終了。

アルミホイルに包んで、置く。

これはイタリアンのローストビーフ。アルミホイルで包むのは
休ませる、などというが、どうもこのメカニズムが納得できていない。
ドリップが出てくるだけ、のように思うのだが、、、。

切って盛り付け。

つけ合わせはスライスオニオン。マスタード。
手前がもも。上がバラ。

アーッ。ももはいい感じに仕上がったが、バラはかなりレア、、
というよりは、中は生、か。
串を刺して熱の通りを確認しておくべきであった。
表面はいい色なのだが、脂身の部分は、熱が通らない、、のか。

一応、一口食べてみるが、バラはナイフで切りずらい、
噛み切れないほどの生。
アルミに包んで、再度、今度はオーブントースターで
焼いて、なんとか食べられるようにした。

その後、残りはアルミに包んで、冷蔵庫で一日保存。

アルミにやはりどちらもドリップが出ていた。
切ると、いい感じ、にはなっている。左がバラ、右がもも。

上にのせたのは、パルメジャーノ・レッジャーンノ。
ちょっとイタリアンスタイル(?)。

だがやはり、バラの脂は、冷たくなって硬くなり、
いけない。
最初から分かっていたような気もするが、、。

なんとなく、しまらない結果。
まあ、牛肉はそこそこうまく食えたから、よしとしようか。

 

 

 

 

断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5|

2004 リスト6 |2004 リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10 |

2004 リスト11 | 2004 リスト12 |2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005 リスト15

2005 リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20 |

2005 リスト21 | 2006 1月 | 2006 2月| 2006 3月 | 2006 4月| 2006 5月| 2006 6月

2006 7月 | 2006 8月 | 2006 9月 | 2006 10月 | 2006 11月 | 2006 12月

2007 1月 | 2007 2月 | 2007 3月 | 2007 4月 | 2007 5月 | 2007 6月 | 2007 7月 |

2007 8月 | 2007 9月 | 2007 10月 | 2007 11月 | 2007 12月 | 2008 1月 | 2008 2月

2008 3月 | 2008 4月 | 2008 5月 | 2008 6月 | 2008 7月 | 2008 8月 | 2008 9月

2008 10月 | 2008 11月 | 2008 12月 | 2009 1月 | 2009 2月 | 2009 3月 | 2009 4月 |

2009 5月 | 2009 6月 | 2009 7月 | 2009 8月 | 2009 9月 | 2009 10月 | 2009 11月 | 2009 12月 |

2010 1月 | 2010 2月 | 2010 3月 | 2010 4月 | 2010 5月 | 2010 6月 | 2010 7月 |

2010 8月 | 2010 9月 | 2010 10月 | 2010 11月 | 2011 12月 | 2011 1月 | 2011 2月 |

2011 3月 | 2011 4月 | 2011 5月 | 2011 6月 | 2011 7月 | 2011 8月 | 2011 9月 |

2011 10月 | 2011 11月 | 2011 12月 | 2012 1月 | 2012 2月 | 2012 3月 | 2012 4月 |

2012 5月 | 2012 6月 | 2012 7月 | 2012 8月 | 2012 9月 | 2012 10月 | 2012 11月 |

2012 12月 | 2013 1月 | 2013 2月 | 2013 3月 | 2013 4月 | 2013 5月 | 2013 6月 |

2013 7月 | 2013 8月 | 2013 9月 | 2013 10月 | 2013 11月 | 2013 12月 | 2014 1月

2014 2月 | 2014 3月| 2014 4月| 2014 5月| 2014 6月| 2014 7月 | 2014 8月 | 2014 9月 |

2014 10月 | 2014 11月 | 2014 12月 | 2015 1月 |2015 2月 | 2015 3月 | 2015 4月 |

2015 5月 | 2015 6月 | 2015 7月 | 2015 8月 | 2015 9月 | 2015 10月 | 2015 11月 |

2015 12月 | 2016 1月 | 2016 2月 | 2016 3月 | 2016 4月 | 2016 5月 | 2016 6月 |

2016 7月 | 2016 8月 | 2016 9月 | 2016 10月 | 2016 11月 | 2016 12月 | 2017 1月 |

2017 2月 | 2017 3月 | 2017 4月 | 2017 5月 | 2017 6月 | 2017 7月 | 2017 8月 | 2017 9月 |

2017 10月 | 2017 11月 | 2017 12月 | 2018 1月|2018 2月| 2018 3月|2018 4月 |

2018 5月 | 2018 6月| 2018 7月| 2018 8月| 2018 9月| 2018 10月| 2018 11月| 2018 12月|

2019 1月| 2019 2月| 2019 3月 | 2019 4月| 2019 5月 | 2019 6月 | 2019 7月| 2019 8月

2019 9月 | 2019 10月 | 2019 11月

BACK | NEXT

(C)DANCHOUTEI 2019