断腸亭料理日記2020

ドライカレー

4月4日(土)第一食

さて、ドライカレー。
挽肉のカレー?。
キーマカレー?。

以前は、ドライカレーといえば、カレー味のチャーハンであった。
だが、今は挽肉の比較的水分が少なく、インドのキーマカレーほど
スパイスが立たない、どちらかといえば欧風に近いカレーを
ドライカレーと言うようになってきたようである。

と、いうことで、ドライカレー。

カレーが食いたくなったのだが、ちょっと目先を変えて
みたくなったのである。

簡単だが、そこそこうまい、それらしいものができる。

挽肉は合挽が冷凍庫に凍っているのでこれを解凍しておく。

それ以外の材料買い出し。

切れていた、玉ねぎ、にんにく、生姜も。
生姜というのは、野菜室に入れておいてもすぐにわるくなる。

スパイスコーナーで、S&Bのガラムマサラ
というのを見つけた。
ガラムマサラというのは、ようはインドのスパイスミックス。
家庭ごとに、あるいは材料ごとにあったりすると聞く。
各スパイスの割合が違うのであろう。
ともあれ、ターメリックが入っていないカレー粉といっても
よいのではなかろうか。
買ってみるか。これを使ってみよう。

作る。
まずは、玉ねぎ一個みじん切り。
これは例によって、みじん切り器

にんにく、生姜も、みじん切り器に入れて一緒にみじん切り。
少量であれば包丁でよいが、このくらいの量であれば、
みじん切り器は便利。

油を混ぜ込み、これも例によってレンジで下拵え。
時折かき混ぜながら、10分+5分。計15分。
あと5分、計20分で狐色手前まで行くが、今日はここまで。

こんな感じ。

フライパンに挽肉。

脂が出るまで、よく炒める。

玉ねぎを合流。

合わせてしっかり炒める。

ここにホールのスパイス。

量は控えめ。ベイリーフ4枚、クローブ3粒。

カレー粉S&B赤缶、買ってきたガラムマサラ。
量は、全体に行き渡る程度、しっかり。

よく和える。

トマト缶カット。

様子をみながら、大さじ2〜3くらいで
あろうか。。
トマトは入れすぎに注意。赤くなってしまう。

水これも適量。
この量は、足りなければ足せばよいのでテキトウで
よいだろう。

コンソメ1個を入れ、ケチャップ、ウスターソース。
これもそれぞれ大さじ半分程度。

弱火で煮込みながら、煮詰める。

トマトの形がなくなるくらいまでがよいが、
手早く作りたければ、まあ、そこまで
気にしなくてもよいかもしれぬ。

煮詰まってきたら、味をみながら塩。

あ、忘れていた。
レッドパッパー、小さじ2ほど。
これは好みだがちょっと辛めを目指す。

冷凍してあった飯をレンジ加熱。
皿に丸く盛り付ける。

これは市谷にあった[パク森]式。
かなり芸術的に丸くしていた。

丸くしたご飯の上に5mm程度の厚みでカレーをのせる。
付け合わせはピクルス。
細かく切る。

出来上がり。

アップ。

よし、よし。

なかなか
うまくできた。いくらでも食べられる。

簡単にできて、うまい。

このドライカレー、ポイントはなんであろうか。

やはり、煮詰めが足らないと、いけなかろう。
焦がさないように、この程度の粘度まで水分を飛ばすこと。

それから、ケチャップはなくてもよいのだが、
少量のウスターソース。

あまり入れすぎると、ウスターソースの味に
なってしまうので、気を付けなければいけないが、
ウスターソースというのは、野菜などの旨味が入った
欧風スパイスミックス。
欧風カレーらしい風味が簡単に加わる、のである。

ともあれ、今日は上出来であった。

 

 

 

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