断腸亭料理日記2020

カジバタ、焼きかぼちゃ

12月21日(月)第二食

スーパーに日用品を買いに行ったついでに
特にあてもなく、食品売り場を見る。

かぼちゃ。
あー、今日は冬至。

折角なので、今日はかぼちゃを食べようか。

切ったものもある。
たくさんあってもしょうがないので、角切りではなく、
スライスにしてみようか。

魚売り場、アラのコーナー。
カジキの切り落としのような感じのもの。
200円ほど。

こんなものでもバタヤキにできよう。

かぼちゃスライスは焼いて付け合わせに
しようか。

帰宅。

このカジキ、なかなかよさそうである。
切れっ端だが、解凍ものではなく、生、
かもしれない。
随分、脂もある。

しょうゆに漬けておく。

いつもはカジバタの場合、2〜3時間
しょうゆに漬けておく。
まあ、これは私が濃い味が好きだから、
ということもあるのだが、カジキというのは
漬かるの時間が掛かる。

ただ、これもものにもよる、ということが
段々わかってきた。

カジキの切り身というのは、吉池にも
他のどこのスーパーにも、ほぼどこでも、いつもある。
解凍ものは安い。生の半分ほどのこともある。

この差、解凍ものと生と、あまり意識してこなかったが
ひょっとすると、解凍ものの方が、漬かるのに
時間が掛かるのではなかろうか、と。

解凍ものというのは、溶け切っていない状態で
売られており、その状態で漬けていた、と
いうこともあったのかもしれない。

ともあれ。
今日のものは、よさそう。
勘、で、ある。
根拠はない。

1時間ほど、しょうゆは染みている感じである。

しょうゆを切って、
小麦粉、強力粉をまぶす。

カジバタも、ムニエルといってよいだろう。
それで、強力粉。
プロのレシピでも薄力粉、強力粉、どちらも
あるようだが、 鰈のムニエルを作ったが、

谷昇シェフは強力粉。
強力粉を使う理由は、しっかりする、という。

バターは有塩。
フライパンに落とし、溶けたら
カジキを入れる。

同時進行でかぼちゃスライスも焼く。
ガスのグリル、ココットというアタッチメントで
焼いてみる。
これ、オーブンのように使える。
すぐに高温になるのがよいところ。

魚はもちろん、魚以外でも野菜、肉、串に刺した焼鳥まで、
いろんなものが焼ける。

かぼちゃスライスはなにも処理せず、
そのまま置くだけ。10分にセットしてみる。

カジバタの方。
切れっ端の不定形なので、向きを変えながら
全面こんがり焼く。

かぼちゃの様子を見る。
10分もかからなそう。
上下から熱がかかり、下側はこんがり
焦げ目が付いてきた。

カジキももういいだろう。

OK、終了。

皿へ。

出来上がり。

ビールを開けて、食べる。

大きなものも、ちゃんと火が通っている。
味も染みている。
このカジキは、やはり脂がある。
めっけものであった。

かぼちゃは、焼いただけ。
味付けはなにもしていない。

もちろん、あまい。
なにか他の味をつける必要もなかろうと
こうしてみた。
十分。
いもくりなんきん、なんというが、
どれも、火を通すだけで、あまいものである。

まあ、こんなときでなければ
自らかぼちゃをたべるということは、
ないのだが。

あとは、きな粉をかけて安倍川にでもしようか。

 

 

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