断腸亭料理日記2020

スパゲティー・ボロネーゼ

2月1日(土)第一食

さて。スパゲティー・ボロネーゼ。

まあ、ミートソース、である。

なんだか食べたくなった。

たまには作っているのだが、調べてみたら、
もう一昨年のことであった。

それらしいものはできるのだが、
なかなか、完璧なものはできない。

課題、水っぽいこと。
そして、大量にできてしまうこと。
量は減らせばよいだけ、で、ある。

水っぽいのは、煮詰めが足らない。
とにかく時間がかかるのである。
しびれを切らして、煮詰めをやめてしまうのである。

今日は、量は、半量にしよう。

レシピは一応、片岡シェフのものがベースなので、
そうそういい加減ではないと思う。

合挽250g、玉ねぎ1/2個、セロリ1/2本、
にんじん3cm程度、にんにく1かけら。

これらをみじん切り。

例のみじん切り器を使う。
種類が多いこういう時には、便利である。
けっこう周りに、散らかしてしまったりするのである。

なん回かに分け、みじん切り器からそのままボールへ。

このボールにオリーブオイルを混ぜ込む。

本当はフライパンだが、レンジでショートカット。

レンジ加熱、10分程度。

時々、様子を見て、中を混ぜるのを忘れてはいけない。
一部分だけ、マイクロウェーブが集中し焦げる、
のである。

水分が飛び、かなり容積が減る。

フライパンへ。

ここに合挽肉。

よく炒める。10分というが、挽肉から脂が出てくるのを
目安にすればよいだろう。

塩胡椒。

そして、ローリエ、ローズマリー、セージ。

圧力鍋へ移動。

トマト缶・カット、2缶。

水。
この後、煮詰めるので控えめに、トマト缶の半分程度。

赤ワインは1/4カップ、コンソメ1個、ナツメグ1ふり。

圧力鍋のふたをして、点火。

加熱、加圧。
圧が上がって、弱火にし5分。

火を止め、30分。
放置調理。

開ける。

さて、ここから煮詰める。

いつも、煮詰めがあまくなり、食べていて水気が
出てきてしまっていた。

焦げ付くので、ごく弱火で、時折かき混ぜなくては
いけない。

まだまだ。

スパゲティーを茹でるために大鍋に湯をわかす。

煮詰めは、20分、、、、結局30分はかかっているかもしれぬ。

だいぶ煮詰まってきた。

水気のないソース状、というのであろうか、
そこまでにはしたい。

スパゲティーも茹で始める。

チーズもおろす。
まだ、例のペッコリーノが残っているのである。

フライパンを用意。
茹ったスパゲティーを移し、ソースをお玉に一杯。

よく和える。

チーズは、皿の上でよいか。

皿へ。

今日こそは、やっと満足のいくものができたであろう。

だがまあ、これでスタートライン。

普通のスパゲッティ・ボロネーゼ、
ミートソース、である。

特段の特徴はない。

まあ、これでいいのである。
うまい、ミートソース。

普通のものを難なく作るのは、簡単ではない。

 

 

 

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