断腸亭料理日記2020

オムライス

1月25日(土)第三食〜

さて。

オムライスが食べたくなった。

好物のチキンライスでもよいのだが、
今日は、特にオムライス。
とにかく、オムライス、で、ある。
理由はよくわからない。

昼間、玉子と玉ねぎが切れていたのでこれら。
それからマッシュルーム、鶏肉を買っておく。

作り始めたのは、夜、遅い時刻。

飯は冷凍。オムライス二人前程度の量。

玉ねぎを、小さいので一個、みじん切り。
マッシュルーム、三個ほどスライス。
鶏肉は、さいころ大に切っておく。

フライパンに油を敷いて、玉ねぎみじん切り。

炒める。

次に、鶏肉。

火を通して、マッシュルームも投入。

塩胡椒で下味。

ブランデー。
注いで、フランベ!。

フランベ、というほど火は出なかった、、。
(上部、ちょっとだけ、炎が写っているが。)

ご飯を用意。

レンジで冷凍から熱くする。

熱くなったら、ご飯投入。

よくほぐし、ケチャップ。

混ぜ込み、チキンライスの出来上がり。

この夜は、このまま食べてしまう。

翌日。

第一食、昼。

まだ残っているチキンライスを温めて
オムライスを作る。

これ、私の、最大の弱点。
まさに鬼門中の鬼門である。

これは実にオムライスに限らない。

玉子料理全般、駄目である。
オムレツ、出汁巻き玉子、焼いたものではない、
茶碗蒸し、まで、苦手。

オムライスはプロは、玉子焼きの丸いシート状のものを
フライパンで焼いて、ここにチキンライスをのせて
トントンと叩いて、巻いたりする。
こんなのは、むろん遥か遠く及ばない。

お皿にのせておいて、フライパンをひっくり返して
のせる=包む、であれば、なんとかできることもある。

と、いうことで、まずは玉子を三個割りほぐし、
ちょいとマヨネーズも入れる。

マヨネーズは味付けと油が入るとうまく焼ける。?
よくわからぬが。

フライパンにバター。

玉子を投入。

焼けてきた。

別のフライパンに用意していたチキンライスの上に、
ひっくり返して、のせる、、、、
つもりが、貼りついたままとれず、無残にも
ガス台の上に、焼いた玉子が落っこちてしまった。
嗚呼。

が、お気付きであろうか。
これ、チキンライスを置いておくのは、皿でなければ
いけなかった。成功していたとしても、再度このまま
皿に移さねばならなかったではないか。

再度。
玉子を作り、チキンライス、


今度は、皿の上に、落とす。

前回は、うまくフライパンから離れなかった。
玉子の周りを菜箸で剥がし、フライパンを
ひっくり返す。

ギャッ!

真っ直ぐ落ちず、一部分のみ。
無理やり剥がすと、、、切れてしまった。

あ〜あ、もうだめだ。

今日は、あきらめ。
ケチャップだけはかける。

まあ、味は、オムライス。

負け惜しみにもなっていないのだが、
ちっとも上手くならないのは、元来オムライス
オムレツはそう好物ではない。
チキンライスは好物でよく作るが、年一回も
オムライスは作らない。
つまり挑戦する回数がほとんどないのである。
ちなみに、出汁巻きも同様。

そんなこんなで、とんだテイタラクの
オムライス、で、あった。

 

 

 

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