断腸亭料理日記2020

チキンカレー その1

7月6日(月)第一食

さて。

カレー、で、ある。

この前のカレーリーフからの課題でもある、
スパイスを使ったインドカレー。

今回はもう一つテーマがあって、鶏の骨付きもも肉を
入れる。

本当は、こっちが主ではあった。

鶏の骨付きもも肉を食べたいと思ったのだが、
その調理法として、カレーにしよう、ということである。

カレーに鶏の足を入れるのは、ままある。

銀座の[ナイルレストラン]のムルギーランチ

あるいは、スープカレー店などでもあったか。

インド料理だと、ギーといって、バターから作った脂で
柔らかく揚げ煮にしたりする。
ムルギーランチもそうだったかもしれぬ。

鶏の足の場合、カレーにするとかなり柔らかく、
スプーンでもほぐれるくらいにしておかなければ
食べにくい。
これがポイントであろう。

第一食、昼を目指して作り始める。

骨付き鶏もも肉は昨日凍ったものをハナマサで
買ってきて、冷蔵庫に入れて解凍しておいた。

まずは、玉ねぎみじん切り。

例のみじん切り器を使う。

玉ねぎ一つを四つに切って、さらにそれを半分。
これを四つ(つまり玉ねぎ半個分)を入れ、紐を
引っ張って、中の羽を回す。
数回回せば、もうみじん切りの出来上がり。

もう一回。

皿にのせる。

油を大さじ1ほど加え、よく混ぜる。

このまま、レンジ加熱。

もちろん、飴色玉ねぎを作るのだが、その下拵え。
最初からフライパンで炒めるのは、もうやらなくなった。

全体で15分ほど。

その間、5分おきによく混ぜる。

入れっぱなしで15分置くと、レンジのマイクロウェーブが
集中する部分ができて、部分的に焦げてしまう。

15分後。

水分か飛んで、容積としては半分以下にはなっている
であろう。

さて、鶏の足。

これは塩をして、焼く。

鶏の足を焼くのは難しい。
フライパンだと二本がやっと入るくらい。
それも不定形で、鍋肌にくっつかないので、
火が通らない。
まあ、これだけでちゃんと中まで火を通すのは、
無理であろう。

先に書いた、ギーで揚げ煮も試みたことがあるが、
大きな鍋も必要だし、膨大な量の脂も必要。

今回は、新しくなったガス台の新機能、ココット
なるものを使ってみる。

これ、早い話が、オーブン機能にあたるのだろう。
ただ、そういう説明は、取説やカタログにも出ていない。
なんらかの理由で書けないのかもしれぬ。

トーストも焼けるし、焼き魚は、これでもよいよう。

ものとしては、上火と下火の両面焼きの魚を焼くグリルに
ふた付きの鉄製のアタッチメントを入れて焼く。

こんな感じ。

ふたをする。

このままグリルに入れる。

入れて、10分にセット。

点火して10分で焼けるのは、驚き。

オーブン機能ではあるが、オーブンで予熱をしようと
すると、電気だと10分、15分?、ガスでも
そこそこ時間はかかる。

この上下火の、グリル、やはり高温になるのが
驚くほど早い、ということである。

付属のレシピ集では竹串に刺した焼鳥も焼けるようである。
串が焦げないのか?。
今度確かめよう。

さて。

レンジで下拵えをした玉ねぎは、フライパンへ。

あ!。

忘れた。
にんにくと、しょうがも、一緒に炒めるのであった。

両方とも大さじ1程度。
みじん切りにして、加える。

明らかに、時間差がわかる。

 

つづく

 

 

 

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