断腸亭料理日記2020

田原町・担々麺・阿吽/
浅草・セキネ・シューマイ

6月10日(火)第一食、第二食

さて。
今日も、昼は、浅草。

昨日、定休日であった、田原町の担々麺[阿吽]。

湯島が本店であちらの方が大きいが、列もすごい。
田原町も列になることもあるが、カウンターのみ
ということもあってか、比較的入りやすい。
もっぱらこちら。

やはり、この界隈で担々麺といえばここであろう。

田原町交差点から国際通りを北へ、西側一本目の通り、
曲がってすぐに左側。

やっぱり13時すぎ、きてみると3人ほど待っている。

3人ぐらいならば、待てるであろう。
列に付き、先に食券を買うように書いてあるの気が付く。

一度、店に入って券売機。
なんにしよう。
やはり、限定の「冷やし」がよいか。

10分程度で入れた。

アルコール消毒をして、あいているカウンター、一番奥の
スツールに掛ける。

食券を渡し、ここは紙エプロンをくれる。

辛さをここは注文時に聞かれる。
辣油の辛味と花椒の痺れ。
それぞれ別にも指定もできる。

全部で6段階で3がノーマル。
どちらもノーマルで頼む。

中は一人。
たいへんそうである。
席数は多少減らしているかもしれぬが。

きた、冷やしの担々麺、辛3、痺3。

ここは温かい普通の担々麺と、汁なしが定番である。
汁なしも熱くはないが、これは、完全に冷たい汁に
麺が入っているというものであろう。

初めてかもしれない。
ここで初めてだし、汁の冷やし担々麺自体、やはり
あまりないだろうし、完全に初めてかもしれない。

冷やしのラーメンというのは、今は山形のものが有名である。
あるいは、朝鮮冷麺などもその範囲に入るか。

熱いラーメンのスープには油や脂が入っている。
特に動物の脂は冷やすとすぐに白く固まる。

スープを冷やす場合、これをどうするか、というのが
大問題なわけである。

朝鮮冷麺のスープにはもともと脂は入っていないのであろう。
山形のものは、スープから脂を濾し取ることで出来上がった
という。

ここの冷やしは、赤いのはラー油。
ラー油は、胡麻油であるが、凝固点が-3〜-6℃と低いので、
冷やしても固まらない。

アップ。

これは、かなりうまい。
スープはそんなことなので、脂は入っていないのであろうが、濃厚。

冷やしは温かいものよりも、辛味も痺れも感じにくいのかもしれぬ。
同じランクの温かいものよりも、穏やかな感じ。

スープは練り胡麻だけではないのであろうが、流石の味。
うまい。
全部飲み干す。


阿吽

台東区西浅草1-1-13 カーサ田原町1F
03-5828-5525

さて、今日は、もう一つ。
田原町から六区にまわる。

浅草も人が戻ってきた。
ただ、もちろん内外の観光客はいないので、
皆、地元の人々、で、あろう。

ただ、スーパーなどの日用品+αの買い物客で、
昨日の[藪蕎麦]ではないが、飲食店にはまだ人は
多くは入っていないのでは、なかろうか。

新仲(しんなか)の角、[セキネ]。
浅草名物、肉まん、シューマイ、で、ある。
ここは、持ち帰りのみ。

少し前から食べたかった。

小さいノーマルなものもあるが、やはり大きなものがよい。
大の15個入りを購入。

食べたのは、夜。

こんな感じ。

この包装紙のデザインと、紐がよいではないか。

開ける。

ちょっと縮尺がわからないかもしれぬ。
一粒の直径が35mm〜40mm。
世の中には、もっと大きな焼売というのはあって
特大とまではいえないが、大きめのもの。

レンジで温める。

かなりしっかりした食感。
そして、これ、味も標準よりもわかる程度についている。
下町の濃い味好み、ということかもしれぬ。

しょうゆや辛子をつけなくとも十分ではあるが、
やっぱりつけて食べる。

味が濃い目についている以外は、ノーマル。
うまいシューマイ、である。

 

セキネ
台東区浅草1-23-6
03-3841-5230

 

 

 

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