断腸亭料理日記2020

カレーリーフ その2

引き続き、カレーリーフ。

カレーリーフを含めてスパイス類を入れ、
水を少量。
弱火でよく玉ねぎ、豚バラにからめる。

からまったら、煮込む圧力鍋へ。

水を加えるのだが、
フライパンに水を入れ、温め、しゃ文字で洗い、入れる。
炒めた旨味を入れる意図である。
これだけでは足らないので、
量らないが、全部で二人前とおぼしき量。

前回は、入れなかったのだが、
今日はトマト缶を半分入れてみる。

入れなくとも、このまま普通のルーのカレー作りのように
煮込めばよい。

入れる理由は、これもたいしてないのだが、
インドのカレーにはトマトを入れて煮込む。
今日は即席のルーのカレーだが、
入れたら、どんなことになるか、試してみよう、
ということもある。

圧力鍋を使うのは特段のことはないが、
20分以上煮込むものは、もほやほとんど、
使っている。

残っている、大きく切った玉ねぎも入れる。

実のところ、これも最後に一緒に炒めるつもりであったが
忘れていたので、ここで入れる。

ふたをして点火。

強火。
圧があがってから、弱火。
タイマーで計って5分
消火。

これで放置調理。

一般に圧力鍋というのは、圧をかけて長時間置くと
昔の缶詰のようになる。
肉だったらぐずぐず、野菜は溶けてしまう。

だが、5分程度であれば、まったく問題ない。

いい具合に煮えるし、また、放置調理なので、
5分以上のガス代はかからない。

いいことずくめだと思うのである。

ともあれ。

30分後、圧が下がっているのを確認し、
ふたを取る。

煮えた。

ふたを開けると、これがカレーリーフの
香り、で、あろうか。
ちょっとさわやかな特徴的な香りがある。

最近であれば、モルディブで食べたカレー。

だが、これは一瞬だった、、、か。

ルーをひとかけら。

煮ながら溶かして、味見。

うーん、、なにかわるい予感。

盛り付け。

ビールを開けて、食べる。

まず、カレーの味自体を書かねば。
ルーを減らして、トマトを入れてみたわけだが、
これはまあ、それなりに成立している。
ただ、ちょっともったりしているか。
豚バラの脂の影響かもしれぬ。

そして、問題のカレーリーフ。
これは予感は的中。

カレーリーフの香りというのは、わからない。
ふたを開けた時の香りは既にない。

なぜであろうか。
ルーのカレーを入れたせいか、、、。

この一皿を食べた後、もう一度カレーリーフを足して
軽く煮てみたが、やっぱりわからなかった。

カレーリーフは、こんなものであったということ?。

ただ、こぶみかんの葉のかなり強い香りと
比べるとやっぱりそれは確かであろう。

調べると、仕上げに油で炒めたものを入れる。
やはり、仕上げに手で揉んで入れる。
生を使う、、、、などあるよう。

やはりデリケートなもの、かもしれぬ。
扱いが難しい?。
日本でも自分で育てている人もいるようである。

薬味的な感じ。
和食でいえば、ねぎ、みたいな?。

まあ、もう少し使い込んでみるか。
もちろん即席ルーではなく、スパイスからのカレーも
作らねばなるまい。

 

 

 

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