断腸亭料理日記2020

西友の刺身・鯵のたたき、大トロ

9月21日(月)第二食

連休。
台風も気持ちそれて、天気は回復。
一過、涼しくなった。

これは、ありがたい。
外に出るのもらくになった。

暑いし、いろんな意味で外歩きはしたくなかった
この夏。

エアコンを掛けて、家にこもりがちであったこの夏。
まあ、そんな夏があってもよかったような気がする。

私の場合、仕事を辞めてから、基本、同じようなもの
なのだが、この日記を書くことと、そのための
料理や外食、調べもの以外に、ほぼしていない。
まあ、まったく人と会わない、話をしない日も
あるほど。
だが、思ったほど、苦ではない。
むしろ、それに慣れている。
煩わしい雑音に触れずにすむのは、心の健康には頗るよい。
ストレス、ゼロに近いかもしれぬ。
で、この春からの、コロナ禍でよりその度合いが
高まったわけだが、それでも平常がそんな感じであったので、
大差はなかったわけではある。

だが、やはり、自転車で買い物に出る以外、ほぼ家にいる
毎日だと、如何せん、太る。腹が出てくる。
8月は特に、暑さもあって、それが加速し、見る見る
腹が、、、。
これではいかぬと、わずかずつだが、腹筋であったり、
スクワットであったり、毎日なにかし始めている。
涼しくなると、これが、楽になって、ありがたい。
また、自転車ではなくて、速足で歩く。
以前はよく歩いていたが、簡単なことだが、有酸素運動で
言われている通り、よかったわけである。
これも毎日、少しずつ始めている。
涼しくなると、マスクをしていても歩きやすい。

今日は、自転車だが、浅草。
浅草へくると、必ずロックスの西友には寄る。
やはり、この界隈のスーパーの中では質、値段、抜きんでている。

今日は、簡単に刺身にしよう。
近海の生の本まぐろ。

これ、前からスーパーに並んでいたろうか?。
あったのに目に入らなかっただけか。

いや、生の本まぐろはなかったのではなかろうか。

コロナ禍で、格安のものが並んでから、
今は少し値は上がったが、よく並んでいる。

長崎産。壱岐であろうか。
壱岐はまぐろが揚がる。
大トロ、1000円。
やはり、これでも以前よりは、まだ安かろう。

本わさびは野菜室に常備するようになっている。

それから、鯵。
三枚おろしのもの。
ここまでしているスーパーはほぼ見たことがない。

三枚おろしなので、最初から、刺身を前提に
作っている。
まさか、三枚おろしを塩焼きにする人はあるまい。

これも長崎。大きなものではないが、半身4枚で260円。
おろす手間を入れて、安かろう。

帰宅。
こんな感じ。

鯵は、一匹分半身二枚を、たたきにしよう。

尻尾側の皮のギザギザ、ゼイゴもちゃんと取ってある。

皮を引き、たたき用に切る。

動画。

鯵、鯖、鰯など青魚は皆、手で皮が引ける。
頭側からきかっけを作って、一気に引く。

皮を引いたら、刺身包丁でたたきの大きさに切る。

次に、ねぎを切り、しょうがをおろす。

動画。

ねぎはみじん切り。
細く切れ込みを入れ、ザクザク切る。

しょうがは皮をむいて、おろす。

そして、切った鯵をまな板の上で、和えて、
出来上がり。

そして、本わさびをおろす。

肝心のおろすところが切れてしまった。
これ、課題。

皿に、刺身を移す。

ビールを開けて、食べる。

大トロと、本わさび。

この霜降り。
見事であろう。

わさびをのせて、しょうゆの小皿へ。

ご覧いただきたい。
しょうゆに浮いた、脂。

うまいし、この脂は身体にもよい。

むろん本まぐろの獲りすぎ、不必要な食べすぎは
いけなかろう。だが、持続可能な範囲で獲り、
適正な値段で買い、食べるのは、必要なことであろう。

鯵のたたき。

鮮度抜群とまではいかないのかもしれぬが、
十分にうまい。
そして、なにより安い。

満足、満足。

 

 

 

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