断腸亭料理日記2021

中国手打拉麺馬賊浅草本店/焼きとうもろこし

3912号

さて、今日も二本

8月6日(金)第一食

中国手打拉麺・馬賊・浅草本店

なんだか中華が続いているが、
冷やし中華、で、ある。

皆さん、今、盛んに食べているのでは
なかろうか。

今年はなぜかまだ食べていなかった。
食べたくなったのである。

生の三食、市販のものでまったくかまわない。
あの甘酢で、ハムときゅうり、錦糸玉子。
ノーマルな冷やし中華。
あれがうまい。

買いに行こうと思ったのだが、まあ、もちろん、
それではネタにはならない。
どこか外で、、、冷やし中華といえば?。
近所で。

たどり着いたのは[馬賊]の浅草本店。

有名店といってよいだろう。
もちろん、私も知っていた。
手で伸ばす、中国山東省の麺(拉麺・ラアミエン)が売り。
今は東京では数多いが、草分けに近いのではなかろうか。
浅草本店の開業は昭和52年(1977年)。
担々麺、餃子も看板であった。

だが、なぜかご近所の浅草へは
行ったことがなかった。

支店でよいのか、日暮里の店には行ったことがある。

浅草の方が本店なのだが、日暮里の方がなぜか有名?、
メディアへの露出も多いのではなかろうか。
日暮里は、駅前。
浅草本店は、雷門二丁目の裏通りといってよいか。
目立つところではない。
毎日のように、店の前をちょろちょろしているが、
入ってみようと思ったこともなかったのは、
迂闊であった。老舗、銘店然としていないのである。

今日もまったく暑い。
強い日差し、、、、自転車で出る。

1時半すぎ、到着。
ちょいピーク時刻はすぎているが、ほぼ満席。
やはり、浅草本店も人気のよう。

ただ、やっぱり見た通り、浅草の観光客相手
というよりは、日暮里店同様東京下町らしい
気の置けない感じ。
店内はそう広くはない。むしろ狭いか。

カウンターへ座り、迷わず冷やし中華。

ここは、胡麻だれ、だ。
具はノーマル。

やはり、このちょっと透明感のある手打ち、
手伸ばしの麺であろう。
シコシコ、プリプリ。

なんでもっと早くこなかったのあろうか。

ご馳走様でした。


台東区雷門2-7-6
03-3841-6002


と、今日は続く。

焼きとうもろこし、で、ある。
これも、夏の定番。
夜店のイメージではあるが、今時、あたり前すぎて
あまり夜店にもないのかもしれない。

なんだか食べたくなった。

ここであれば、スーパーオオゼキであろう。
寄って、とうもろこしを購入。
普段、あまり、いや、まったく買わない。
私、とうもろこしを料理し、食べる習慣がないのである。

作る。
少し調べると、簡単に焼きとうもろこしを
作れるよう。

皮をむいて、ひげを取り、

ラップ。
これをレンジ。

3分、ひっくり返してさらに3分。
と、いうが、転がってしまい、どちらが上か
わからなくなってしまった。
まあよいか、計6分。
これで火は通っているよう。

フライパンにバター。

火の通ったとうもろこしを入れ、、

フライパンが少し湾曲しているので、
鍋肌にくっつかない。

半分に切ろう。
少し焼いて、しょうゆと、ちょっとみりん。

レシピは砂糖を入れているが、甘さはやめる。
軽く煮詰めて、出来上がり。

これ、やっぱりビール。

まずいはずがない。
瞬く間に食べてしまう。

とうもろこしの味はもちろんわかっているが
子供の頃食べていた味と今のとうもろこしは
随分と変わっているように思う。

かなり甘くなっている。
なんだかやっぱり別のもののよう。
夜店の味、でもないのかも、しれない。

 

 

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