断腸亭料理日記2021

ミラノ風?いわしのカツレツ

2月10日(水)第二食

さて。
またまた、ROXの西友で開いた鰯を
買ってきた。

フライパンで簡単に甘辛の、蒲焼風照り煮、というのか
照り焼きにでもしようか、とも思ったのだが、
ちょっと考え直した。

まあ、これではネタにならないというのもあるが、
本当は、買ったのは前の日で、メインは同じく西友で買った
養殖ぶりの刺身で、これで済んでしまい、食べなかった
のである。

ともあれ、考えたのは、先日ラムチョップで
カツレツをした。

マスタードを塗って揚げ焼きにしたもの。
なかなかうまかった。

あれ、いわしでやってみよう、と考えた。

パセリのソースがポイントであったが、
野菜室にまだ残っている。だいじょぶそう。
パセリは野菜室なら、意外にもつものである。

いわし。

洗って、小麦粉、強力粉をまぶし、
ハインツのマスタードをたらす。

ラムチョップは直にマスタードであったが
小麦粉をまぶしてからにしてみた。

マスタードだけでは衣にはならない、のである。

衣が厚くなると、日本のフライになってしまって、
ミラノ風?という雰囲気はなくなる。

だが、マスタードだけでははがれやすい。
やはりもう少ししっかりした衣の方が、よいだろう
と考えた、のである。

ただ、この塗り方、もう一つ、である。

後からのことだが、スプーンでひろげても
よかった。

小麦粉とマスタードが混ざってしまうのが
まずいか、と思ったのである。
だが、マスタード入りの小麦粉でも熱が入れば
衣になるのは同じことで、なんら問題はなかった
かもしれぬ。

そして、玉子も。

玉子一個を割ほぐし、氷ひとかけらと、ちょっと水。
さらに小麦粉も。

衣は玉子のみ、というのも考えた。

それも、卵黄のみ、あるいは全卵。
玉子のみはしっかりした衣で、味も違うのだが
玉子が大量に必要になる。
なんだかもったいないと思ってしまうのである。

まあそれで、フライに近い衣になった。

これで細かいパン粉。

まあ、これでけでも雰囲気はミラノ風?にはなる、
のではあるが。

スプーンで上にもまぶず。

残り3枚も。

焼く前に、ソース作り。
パセリみじん切り、にんにくひとかけらおろす。
オリーブオイルに入れ、さらに粉チーズ。
味見をして、塩。
OK。

ここから、揚げ焼き。
フライパンにオリーブオイル。
熱して、衣付けしたいわしを投入。
四枚一度に入る。

狐色まで焼いて、ひっくり返す。

裏面も狐色まで。
いわしなので、すぐに火は通る。
よい色になればOK。

付け合わせは、酢キャベツ。

キャベツが余っていたので、細かく切って
塩少々、白ワインビネガーをかけ、ラップをし、
レンジ加熱。
しんなりしてきたら、一度出してよく混ぜ、
再度レンジ加熱。
冷まして出来上がり。

パセリも添え、ソースもかけて、
出来上がり。

ビールを開けて、食べる。

切る。

これ、かなり、いい。
うまい。

お馴染みの日本のいわしフライとは
全く別物になった。

パセリのソースはいわしにもかなり合う。
やっぱり、そうとうな威力。

ラムチョップではかなり存在感を発揮していた
マスタードだが、裏に隠れているのか、
なんだか感じない。
くさみ消しになっているのかもしれぬ。

そこそこ、イタリアンな感じにはなったか。

パセリのソースはフランスパンに塗って
トースト、なんというのもうまそう。
幅広く使えるであろう。

いろいろあったが、今日は、まあ成功。

 

 

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