断腸亭料理日記2021

インドカレー その2

3871号

引き続き、インドカレー。

玉ねぎ、生姜、にんにく、みじん切りを一日凍らせ、
レンジ加熱、20分ほど。

フライパンに移し、油を加え、仕上げの炒め。

もう、ほぼよいだろう。

狐色、というのではなく、緑がかっている。
凍らせた影響であろうが、なぜであろうか。
なんらかの化学変化が起きているのであろう。

潰したパウダーを投入。

このままでは混ざらないので、大さじ1ほど、水を加え、
練りながら、混ぜる。よく合わせるのが大切。

既にパウダーになっているスパイス、
ターメリック大さじ1、レッドペッパー大さじ1では
辛すぎる、6〜7分目ほど。

さらに、市販のカレー粉、S&B赤缶。
それから、S&Bのガラムマサラ。
どちらも合わせ済のスパイスミックス。

OK、混ざった。

ホールのまま入れるスパイス。

ご存知のローリエ、なのだが、英語ではベイリーブ。
インド料理なので、英語がよいか。
それから、シナモン、クローブ。

油を足して、炒める。

手羽。

手羽はガス台のココット機能で焼こう。
フライパンではなかなか火が通らない。
こういうときにも、この機能は便利である。

10分にセット。

タイ米。

二合量る。

ジャスミンライス、などと言われるが、
別段、ジャスミンの香りがするわけではない。
穀物の香ばしさである。
これが他の米に比べてかなり強い。

タイ米は研がないどころか、洗わない。
香りも流してしまう。
炊くのではなく、蒸す方が一般的かもしれぬ。
そう。
日本では、時間が経つと、古米などといって、
品質は落ちるというが、あちらでは古い方が
上級品質と聞いたような気がする。

水加減だけして、炊飯器のスイッチオン。

手羽が焼けた。

鍋に、先ほどのフライパンの玉ねぎにスパイスを
合わせたルーすべて。
水、手羽も入れる。

水の量は、目分量。
三〜四人前といったところか。

トマト缶を入れ煮立てる。

カットものも、一缶の半分。
コンソメも一つ。

煮込み用のスパイス、というのか、ハーブ。

カリスメティー、あるいはフェネグリークリーフ
これは英語。
豆の葉っぱである。
香りがよい。

フェネグリークリーフももう最後だ。
買っておかねば。

これで、弱火で煮込む。

ここまで、塩は入れていない。
味見もしていない。
これは、最後。

20分ほど。

ここで塩を入れて、味見。
OK。

そろそろ出来上がりであるが、カレーリーフを
ここで入れてみる。
どうも、飛んでしまうからか、
香りがあまりしないのである。

ちょっと、多めに入れてみる。
軽く煮込んで、出来上がり。

タイ米も炊けた。

パラッパラ。

皿に盛る。付け合わせは、ピクルス。

黒緑色のものがカレーリーフ。

うーん。
カレーリーフというのは、なんであろうか。
もう一つ、香りもしない。
スパイスカレーの世界を変えたという人もいるが、
まったくピンとこない。
なにか間違っているのかもしれぬ。

だが、これをのぞくと、かなり、うまいカレーができた。

今まで使っていなかったマスタード。
これがなかなかよい働きをしているようである。
酸味があり、また、なんだか、コクが出ている
ような、、気のせいかもしれぬが。

ともあれ。
今日は、カレーリーフ以外は成功。

 

 

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