断腸亭料理日記２０２１

焼売

３８１１号

3月10日（水）第二食

ここのところ、ネタ切れ。
そこへ、買ってきた魚が大外れであったり、
行った店が、もう一つだったり。
まったく、ついてない。
それで、開いてしまった。

前日（3/9）やっと思い付いた。

焼売。

以前のレシピを調べる。

餃子（中国北部のもの）は、
もう数え切れぬほど作っているが
焼売は、そう多くはない。

やはり外でプロの作ったものの方が、うまい、
のではある。

ともあれ、自作。
皮は市販のもの。
あの薄い皮はとても自作はできない。

朝、冷凍庫に入れてある干し貝柱を出し、
干し椎茸とともに器に入れて、熱湯。
1分ほどレンジにかける。

このまま置いておく。
ダシにもなるし、具にもなる。

午後、買出し。
ロックスの西友で、豚バラ焼き肉用の厚いスライス。
300g弱。作りすぎても行けなかろう。
皮、長ねぎ、生椎茸、ボイルたけのこも。

あとは、生姜、オイスターソースなどだが、
これらはある。

帰宅、作る。
豚バラ。

このくらいの厚みのものを細かく切って、
叩くのが粗挽きになって、よいだろう。

細切り。

叩く。

ボールへ入れて、大きなスプーンで練る。
粘りが出るまで。

野菜類をみじん切りにする。
長ねぎ、生椎茸、たけのこ、もどしたスライス干し椎茸。

食感が目立ちすぎぬよう、かなり細かめ。

貝柱も細かく刻み、もどし汁、おろし生姜とともに
練った肉へ。

調味料、塩、胡椒、砂糖、酒、しょうゆ、
オイスターソース。量は前回参照だが、今回は
肉も少ないので目分量。

よく合わせる。
（おそらく）つなぎの片栗粉、なのだが、
今回は、ゼラチン（粉）にしてみる。

よく混ぜて、30分置く。

ゼラチンが水分を吸って、水気はなくなった。

包む。
これは久しぶりの動画。

お分かりになろうか。
私も、そうきれいではないが、
慣れればそう難しくはないだろう。

半分で、こんな感じ。

蒸し器にクッキングシートを敷いて、
湯を沸騰させる。

そこへ、並べる。

ふたをして、中火から強火。
小さいので5分程度でよいだろう。

蒸しあがり。

ちょっとわかりずらいかもしれぬが、
下に脂が出ている。

ともあれ、皿へ。

辛子じょうゆ。
ビールを開けて、食べる。

見た目にはよさそう。

いや、食べてもそこそこ、以上ではある。
ばくばく、食べてしまう。

ゼラチンではなく、やはり片栗粉がよかった。
よく考えたら、ゼラチンは熱がかかると、溶ける。
片栗粉でも脂は出たかもしれぬが。
両方、か。

ともあれ。今日は、80点、、、ちょっと甘いか。

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