断腸亭料理日記

穴子丼

2月21日(日)
昨日土曜日は、「チューボーですよ」を見ながら寝てしまった。
おかげで8時前に起床。平日と同様。
良く眠ったため少しは、このところ溜まっていた疲れもとれた。

朝食は冷凍庫にあったコロッケを揚げる。

このところコロッケが食いたくなっていたが冷凍庫に在ったのはイマイチの市販品。
いわゆる肉屋のコロッケが食べたいが、いたしかたない。

洗濯。

昼食。なんにしよう。

昨日、穴子を白焼きにしておいたので穴子丼にしよう。

飯を炊く。味噌汁も作ろう。大根も買っておいたので、実(み)はこれ。
(\100とやっと安い物が出回り出した。)それから大根下ろしも。

味噌汁は取りおいた出汁を煮立て大根は千切りに。

飯が炊き上がる。

白焼きの穴子を斜めに切って丼飯の上に載せ、
かねてより常備の甘だれ
(穴子の煮汁を煮詰めたもの、寿司屋で穴子にぬって出されるたれ)
を掛け回す。
これだけでは温まらないのでラップをして軽くレンジへ。
(丼に蓋があればそれでもいいのだが、ない。)

食う。

穴子丼。まあまあ。これは煮穴子の方がいいか?
関東ではあまり穴子を焼かないこともあり、今まではほとんど焼いたことがなかった。
ここ、名古屋では穴子は焼く方が一般的のようである。
それで、今回は焼いてみたのである。
いわば、うな丼の関東と関西の違いのようなもの、がここに出現した。

しかし、この、「たれ」がうまいのである。

以前に、うなぎ屋兼呑み屋のようなところで
うな丼を呑んだ後の腹ごしらえとして頼んでおいたのを、
忘れられてしまい、しかたなく
「じゃ、うなぎなしのたれご飯でもいいから」
と言って食べたことがある。
(しかし、これは流石に子供ではないので食い切らなかったが、、。)

たれとはこうしたものでもある。

大根おろしは「しらす」でもあればよかった。
(名古屋には関東で「しらす」と呼ばれるカタクチイワシの子供をボイルしたもの、はあまり一般的ではなく、
ジャコというしらすより乾燥させたものの方が出回っている。)
おろしのみの上に尻尾の方を使ったためけっこう辛かった。
ま、辛いのは、気が抜けたものより数段いい。
 
 
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