断腸亭料理日記2004

中華(焼きそば)・京橋・雲樓

月9日(金)昼食
今日も昼、京橋である。

営業と、スタッフと三人である。
営業が、焼そばはどうかという。

焼きそばといっても、中華の焼そばのうまい店、ということらしい。
彼の上司が好きで、よく連れてこられた、という。

並ぶほどではないが、かなり、にぎわっている。
二階へ。

ほとんどの人が、やはり、焼きそばを頼んでいる。
中華料理屋というよりも、中華焼きそば屋と言った方がよいくらいである。
焼きそばでも、いくつかあるが、どれも美味いようだ。

営業おすすめの、

牛肉の焼きそばを頼む。

さほど、待つ間もなく、運ばれる。

ジャンルとしては、麺に焼き目が入った、上海焼そばである。
自作経験もある。
細長く切った、牛肉の焼きそばである。

かなり、脂っこい。このての中華には酢をたっぷりとかける。
この店では、豆板醤をかける、というのも一般的のようだが
私は、酢のみ。(辛子でもよいような気がする。)
夢中で、バクバク食う、という、感じの食い物である。
量もかなりある。

東京人はこのての焼きそばが好きである。
池波正太郎先生も好きだった。
今は、味が変わってしまったというが、神保町の
揚子江菜館や、銀座アスターが行きつけであったようだ。
ついでだが、この揚子江菜館も上海料理。
中華でも上海料理は基本的にはしょうゆ味ベースで、香辛料もきつくなく、
日本人(東京人?)の味覚に非常に合う。

うまい店も多い。
時折、無性に食べたくなるメニューである。

名古屋時代は、このての中華料理屋が少なく
自作も多かった。

特徴は味が濃く、脂っこいこと。

また来よう。!




雲楼
TEL 03-3561-6390
〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目7−9




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