断腸亭料理日記2005

インド、バングラディシュ料理

人形町・ロイヤルベンガル

3月28日(月)夜

冷たい雨である。少し、開花も伸びるか・・・。

18時、人形町で仕事終了。

なにを、食おう。

なぜか、カレーである。今日は無性にカレーが食いたかった。

この寒いのに、カレーなのか、といわれても、よくわからない。
実を言うと、昼も、カレーであった。

神楽坂メトロで、毎度お馴染み、カツカレーを食べていた。

人形町でカレーといえば、ロイヤルベンガルである。
ここも、前から行こうと思っていたところ。

甘酒横丁の入り口(出口?)。玉ひでのある、交叉点から、
浜町方向に向かい、すぐ右側のビル、5Fである。

冷たい雨のせいか、貸切り状態。

店の中は、バングラディッシュ調・・・?なのであろうか。
筆者、あまり、インテリアを描写できる、知見はない。
ロココ調、とでもいったらよいのであろうか、
デコラティブな装飾のついた、椅子。
唐草文様のテーブルクロス。

人形町の通りが見下ろせる窓際に、座る。

コースや様々なセットがあるが、
軽そうな、ベンガルバニヤン、という名前であったか、バターライスにマトンのカレーと
タンドリーチキンのついたものを頼む。

ビールをもらい、冷たい雨の降る、人形町の通りをぼんやり見る。
なにか、最近、ぼんやりしていることが多い、かな。

さて、運ばれる。

バターライスに、カレーが掛かり、その上に、
トマト、キュウリのみじん切りが、散らされて、中央にゆで卵。
カレーとしては珍しい感じである。

脇に、タンドリーチキン。

辛さはマイルド。

カレーの味、自体は、ヨーグルトなのか?、ココナッツミルクなのか?、、
なにか、乳製品系のものが多めに入っているような、風味がある。

そういう意味では、なかなか、コッテリとしている。

しかし、そこに、きゅうりと、トマトが合わさり、
さっぱりした印象を与えている。

バングラディッシュカレーの特徴なのであろうか。

ちょっと、変わっているが、なかなか、うまかった。

カレー好きの方は、一度、試してみるとおもしろいかも知れない。


地図


まったく、どうでもよいことなのだが、このビル、玉英堂ビルという。
交叉点に、玉英堂という和菓子屋がある。持ちビルなのであろう。

「玉英」堂、である。対角のカドには、しゃも鍋の有名店、ご存知「玉ひで」。
玉ひでは、玉英、ではないのだろうか・・・。
ひょっとして、同じ店?しゃも鍋屋と、和菓子屋が同じ、というのも妙。
偶然なのか・・・。
なにか、ここへ来るたびに、ひどく、気になっているのである。
(この交叉点で、よく妻と待ち合わせをしていたので、こんなことを、
考えるようになったのである。)

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