断腸亭料理日記2005

牛込南山伏町

フランス料理・ラ・ビチュード

7月26日(火)昼

いつの間にか、久しぶりになってしまっていた。
山伏町のラ・ビチュード。

前回、3月30日

市谷・牛込ビストロ¥1000ランチシリーズである。

台風が近付いているが、雨はやんでいる。

珍しく、同僚らと男ばかり、三人で来る。
こんな天候でも、そこそこ、お客は入っている。

メニューを見る。

前菜には、塩豚と豚足のゼリー寄せ、というのがある。
うまそうである。どうも、筆者この手のものに、目がない。

メインは、、。

肉、肉、であるが、仔羊もも肉のポワレ、で、行こう。

来た来た。

半透明なゼリー寄せの上には、赤い胡椒とパセリ、
そして、シブレット、であろうか、ねぎのようなもの、の、みじん切り。

生野菜と小さなピクルス。
前にも書いたが、ビーツを使った、甘味のあるピンクのソース。
ここのお得意である。

さて、ゼリー寄せ。
これは、うまい。

ゼリーのプリプリの食感と、形はもちろんわからないが、
豚足の軟骨部分のコリコリした、歯触り。

また、柔らかい豚の塩加減もよく、
まぶされた、胡椒の風味がまた、格別である。

また、ゼリー自体も、うまみ一杯である。

これはもう、フランスパンをバクバクと喰ってしまう。
(同行者と合わせて、何度も、追加でもらってしまった。)

さて、メイン。
仔羊。

これは大きい。
厚みは5mm程度であるが大きさは、15cm程度はある。

付け合せは、ズッキーニ、にんじん、ブロッコリー、
マッシュポテト。

ソースは褐色で、赤ワインベースと思われる。
ラムに合わせる、ということなのか、
甘味が比較的強くしてあり、全体としては、甘酸っぱい感じである。

肉は、骨も付いている。
火の通り加減もちょうどよい。
柔らかで、くさみも少ない。
これだけ大きいと、食べで、もある。
また、先ほどの、豚足ではないが、骨のそばの部分が、また、うまい。
まんなかの骨の中まで、食べてしまった。

マッシュポテトもうまい。


普段、フレンチなどに、縁のない、ムクツケキ、男共も
大満足であったようである。
(ただし、パンは頼み過ぎであった、、、。ごめんなさい。)

段々、慣れてきてしまっているが、
これで、¥1000。

やはり、グー同様、この量と、味。
驚くべきこと、と、いわねばならない。

ありがたや、ありがたや。


ぐるなび



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