断腸亭料理日記2006

御徒町・立ち飲み・たきおか

4月3日(月)夜

さて、久々に、立ち呑み、で、ある。
場所は御徒町。

メンチカツのうまい、肉屋経営のレストラン兼立ち呑み、大山
の、はす向かいに新規開店の店である。
先週であったか、この界隈を通りかかった際に発見していた。

暖かくなると、どうも、立ち呑み、である。
なぜだろうか。
寒いと、もう少し、落ち着いて呑みたい、ということなのかもしれない。

ともあれ、花見時期もそろそろ終局。
筆者には、立ち呑みの季節到来、で、ある。

暖かくなってきたとはいえ、先週の花見ほどではないが、
夜になると、そこそこ冷えてはくる。
会社帰り、大江戸線、牛込神楽坂から乗り、上野御徒町で途中下車。
最後尾の車両から降り、湯島側の出口から出る。

上野御徒町駅からは、そこそこ距離がある。
中央通りを北上、ABABの前の信号で向こう側へ渡る。
そして、ヨドバシカメラの先の路地を入る。
と、「海苔やのガード」、に出る。
このアメ横界隈、JRのガードがいくつかあってわかりずらい。
そこで、このガードは、海苔や、があるので、「海苔やのガード」と
覚えておくと、便利なのである。
(ついでだが、この「海苔やのガード」には筆者の好きな、
餃子の昇龍も、ある。)

ガードをくぐり、大山を左に見る。
少し寒いからか、あるいは新しい店がすぐそばにできたせいか、
大山には一人しかお客はいない。

さて、立ち飲み「たけおか」。
入ると、思ったより店は奥に向かって、広い。
左側にカウンターと調理場。右側に止まり木のようなカウンター。
立錐の余地がないというほどではないが、かなりお客は入っている。
やはり、今、流行ということなのか、女性の姿も見える。

カウンターのあいている所に、「こちらへ」と、案内される。

まずは、お酒、お燗。
そして、煮込み。

コップで出てきた。
仕組みは、キャッシュオンデリバリー、で、ある。
出てきたら払う。

煮込み。
豆腐が入り、可もなく不可もない。

焼きとん。軟骨と、レバを頼む。

カウンターでない客は、店の人が注文を聞いて、
運んでくれるようである。
若干、まだ慣れていないのか、
注文が食い違ってしまうこともあるようである。

軟骨、レバ、ともに、悪くはないが、
公平に見て、向かいの大山の方が、うまい。

今日は、この辺で出る。

立ち呑みというところ、こうしてみると、なかなか難しい。
よい立ち呑みは、目玉となるつまみがあり、居心地がいい。
この二点、で、あろう。

この店、一通りのつまみはあるようだが、
コレ、という目玉のようなものがないかも知れない。
また、居心地、という点でも、まだまだ、
こなれていないせいか、もう一つ。
まあ、これらも、時間が経てば、変わっていくものかもしれない。

(大山のメンチをここへ持ち込んで、食えたら、、
あるいは、大山のレストラン部分を少し立ち呑みにすれば、、
などと、思ってしまう。)

地図




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