断腸亭料理日記2006

矢来町・仏料理・

ブラッスリー・グー

3月1日(水)昼

3月になったが、このところ、寒い雨の日が多い。
今日も朝から雨。

昼、出てみると、風も強い。
こんな日は、ブラッスリー・グーも、狙い目かもしれない。

若い衆と、向かう。

12:45。

そろそろ、1回転目の、終わりの時間。
運良く、座れる。

前回は1/19

ラタトゥイユと、牛舌のポワレであった。

今日は、なににしようか。

魚は、真鯛、で、あるという。

黒板を見ると、メインに小羊の煮込み。
これにしてみよう。

前菜は、なににしようか。
迷ったときには、いつもの、
鴨のリエット、でいってみるか。

今日は、いつもいる女性二人のうち一人しかおらず、
コックの服装をした若い男性も手伝っている。
(中は、シェフお一人ではなかったのか。)

さて、前菜、鴨のリエット、が、きた。


付け合せは、生野菜と、紫色のついたキャベツの甘酢漬け。
これは、ビーツで味付けと色付けが、されているのであろう。

リエットはもう、なにもいうことがない。
格別にうまい。
ナツメグよい風味で、フランスパンとともに、
バクバクと食べてしまう。

毎度思うのだが、このリエットというもの、
鴨肉の繊維をほぐし、鴨の脂で固めたもの。

コレステロールの塊のような食い物、で、ある。
フランス人は、毎日こんなものを食っているのか。
(まさか、そんなこともあるまいが。)

しかし、この、脂がうまい。

さて、メイン。

子羊の煮込み。


筆者が食べるのは、初めてであろう。
他のもの同様に、これもまた、ボリュームがありそうである。

一緒に盛り込まれている、付け合せは、
マッシュポテト、キャベツ、ブロッコリー。

さて、肉。

味付けは、少し濃い目の、トマトと赤ワイン。
肉がまた、柔らかい。
共に煮込まれているのは、にんじん、玉ねぎなど。

質、量ともに、充実の一皿であろう。
うまい、うまい。

今日も、おいしかったです。

これで、¥1000。
この東京で、このメイン1品でも¥1000で、充分に成立する。

毎度、のことであるが、驚異のCP(コストパフォーマンス)に
脱帽で、ある。




ブラッスリーグー
TEL 03-3268-7157
〒162-0805 東京都新宿区矢来町82 



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