断腸亭料理日記2007

串かつ

1月13日(土)昼?

この件、書こうかどうか、迷ったのであるが、
まあいいか、書いてしまおう。

朝から、今日は、呑みたかった。
早く起きてしまった、というのもある。

呑んで、もう一度寝よう、というのが一つの意図ではあったのだが、
ビールを一本、呑んでいるうちに、串かつが、
食いたくなった、いや、串かつで、呑みたくなった、のである。

豚肉がない。
パン粉も切れていたので、買いに出る。
ハナマサで、カレー用の角切りを、買う。

帰宅。

串かつは、関西、大阪方面と、関東のものと違っている。
関西は、小ぶり。
大阪の立ち呑みは、串かつ(串揚げ)、が定番である。
最近は、東京でもこのタイプはある。
三田の、たけちゃん

カウンターに置かれたウスターソースに、どぶ漬けにして、食う。
ソース二度漬け禁止、などと書かれていたりする。
これは、うまい。

関東のものは、玉ねぎも大きく切ったものが多いように思う。

まずは、玉ねぎを、切る。
もう既に、ビールを一本呑んでいるので、
酔っ払い、料理、で、ある。

輪切りにし、そのままを串に刺した。
うーん。これは、関東の大きさ、で、ある。
まあ、いいか。
\肉と順番に指していく。

3本。

衣。
お椀に、冷水で小麦粉を溶く。
卵は、いいか。少し薄め、に。これも関西風だろう。

スプーンで溶いた小麦粉を刺した串に、
手に持ったまま、スプーンで満遍なくかける。

プラスチック容器を下に置き、やはり串を手に持ったまま
パン粉をまぶす。
いいだろう。

続けて2本。

油、だ。

ラードでない方がよいだろう。
なんとなく、関西風が、頭にあったのである。
関西の串揚げは、ラードではないだろう。
軽い感じに仕上がっていたような記憶がある。

まあ、あくまで、なんとなく、で、ある。
なにぶん酔っ払い、で、ある。

サラダオイルを揚げ鍋に用意。

点火。

油温をみて、、、。
いいかな。

とりあえず、一本。

入れてみると比較的、高温であった。
10秒待ち、返す。

すぐに、色がついてきてしまった。
感であるが、まだ中まで、熱が通っていない、と、みた。

弱火に落とし、もう1分ほど。
上げる。

続けて、二本。

できた。


ウスターソース、ウスターソース、、、、探すが
いつもある冷蔵庫に、見つからない、、。
切れていた?

仕方ない。とんかつソース。
もはや、関西風だか、関東風だか、めちゃくちゃで、ある。

焼酎のレモン割り。
あーあー。これじゃ、アル中だ。

いやいや、しかし、串かつは、うまい。
からっと、揚がっている。
高温がよかった。

関東の串かつは、玉ねぎが厚めで、ちょっとベチャッとした
感じになっているものも多い。

大きいままだが、薄めに切ったのがよかった。
カラッと、中はあまく、揚がっている。

うまい、うまい。

正月も終わったというのに、午前中から、こんなことでよいのか?!




(内儀(かみ)さんが帰宅後に聞いたら、実は買い置きがあったらしい。
「わかるところに、置いとけよ!」)




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