断腸亭料理日記

牛バラ掛けご飯 ver.2 その壱


11月3日(水)文化の日
休日である。

近頃には珍しく、二度寝をして、起きたら1時。
さすがに、疲れが取れた。

洗濯物を干し、ぼんやりとTV(NHK BS「夢の美術館」)を見て過ごす。

今日は、先日、硬くて往生した、ネブラスカ牛のステーキと共に
安かったので、買い置いて、冷凍しておいた、バラ固まりで、
「バラ肉掛けご飯」を作ろう。

再登場である。

前回は、自己流レシピ(自分では、有楽町 慶楽を再現したつもり)であったが、
今日は、拙亭にあったレシピ(新潮文庫「中華料理のコツ ラーメン・湯麺・冷麺」松本秀雄)で、作って見ることにする。
(もともと、筆者が作り始めたのは、こちらのレシピからであった。)

また、前回は、高価な和牛であったが、今回は、硬いネブラスカ牛である。

TVを見ながら、「かたまり」の解凍。
思いがけず、時間がかかる。

2,3cmの角切りにし、しょうゆ、紹興酒を振っておく。

まず、から揚げである。
前回は片栗粉をつけて、失敗してしまった。

下味を付けた、肉をそのまま、高温で短時間、揚げていく。
表面に、こんがりと色がつく程度まで。

調味料の用意。

豆バン醤、腐乳(フウルウ)と柱侯醤(ヅウホウジャン)、というものを使う。

代用として、腐乳は、あたり胡麻。柱侯醤は八丁味噌にりんごジャムを少量入れる、という。

りんごジャムもない。
即席で作ろう。

冷蔵庫の野菜室に、りんごはある。

1個、皮を剥いて、すり下ろす。
耐熱容器にりんご、水、砂糖を入れ、「煮込みモード」で15分程度にしてみる。

干上がらないように、様子を見ながら、水を足す。
さらに、10分。

まあ“らしい”ものができた。

中華鍋に、油。
豆板醤、柱侯醤、腐乳の代用を入れ、
“焦がさぬよう”炒める。

ここに、にんにく、しょうが、ねぎ(青い部分2本ほど)を入れ、
さらに炒める。

スープ(ガラスープの素)300cc、しょうゆを入れ、から揚げにした、肉を入れ、煮立たせる。

調味料の前回との違いは、豆板醤、腐乳、柱侯醤が入るのと、前回入った八角が入らないこと、などである。

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今日はここまで。
「牛バラ掛けご飯 ver.2」。
明日は、これを、柔らかく蒸して、炒める。

※平均点  2.552      合計 29人

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