東京へ戻り、仕事も変わり、落語へのテンションが
若干落ちていた。ここまでやってきたことである。
続けた方が、いい、ことは、決まっている。
今月は、行くことにした。
急遽、稽古も再開した。
帰宅はPM10:00。
2ヶ月のブランクはやはり、小さくはなく、
以前に指摘されていた点を、再びまとめて、指摘される、という
結果になった。
しかし、まだ、発表会まで、一月ある。稽古精進しか、あるまい。
さて閑話及第。料理日記、である。
今日は、昨日、いつもの魚屋で安かった、にじます(一匹\80)、である。
ムニエルにしようと、腹を出して、塩をしておいた。
事前準備として、「小かぶ」のグラッセを作る。
耐熱容器に、皮を剥いた、小かぶ5~6個。
水、コンソメ(キューブ状のもの)バター、砂糖を入れ、レンジへ。
この、完成を見て、
にじますを焼く。
ポイントは、皮をどれだけ、パリっと仕上げられるか、であろう。
まず、フライパンを熱く、熱する。
バターを落し、にじます、2匹を並べ、強火で数分。
ごげ具合を見て(きつね色)、形がくずれぬよう、
慎重にひっくり返す。
もう片面も、同じく、きつね色まで。
ここで、胡椒、臭み抜きに、タイムを振る。
焼いているうちに、バターが蒸発しているので、
ソース用に、再度、バターを落す。
ここから、中まで完全に熱を通すため、蒸し焼きにする。
ワインがよいであろう。
白がいいのだが、生憎、ない。
赤ワインを入れ、
冷蔵庫にあった、エノキダケも付け合せに一緒に蒸し焼きにしよう。
フタをして、数分。
ソースが煮詰まってきた。
もう大丈夫であろう。
完成。かぶ、えのきを添えて、盛付ける。
食べる。
本当は、生の、タイム、ローズマリーでやりたかった。
ワインも白ワインで。
しかし、充分、うまいものが、できた。
にじますも、川魚、特有の臭みがあるが、まあまあ、良い感じ。
皮も、イメージどおりパリッと仕上がった。
タイムも、かけすぎると、逆に、嫌味な味になってしまう。
にじますのムニエルは、日光金谷ホテルだったか、箱根富士屋ホテルの(あるいは、両方。)の名物であったと思う。
もちろん、行ったことも、食べたことはないが、
そんな、日本の、古き良き、リゾートホテルを想像して作ってみた。
一匹\80にしては、上出来である。
※平均点 2.588 合計 34人