断腸亭料理日記

立川談志「芝浜」を聴いた夜。

12月21日(火)
今日は、夜、久々に落語を聴きにいく。

名古屋へ転勤する前には、毎月必ず、国立演芸場で行われている、
立川談志師の「談志一人会」通っていた。

帰京しても、この会はチケットを入手するのが、難しいのもあり、足が遠のいていた。

今日は、暮れ恒例の、銀座の中央会館で独演会。
(ひょんな、ことから、チケットが回ってきた。)

暮れの落語といえば、昔から、人情噺と、相場は決まっている。
中でも、歌舞伎にもなっている「芝浜」は人気も高い。

また、当代の落語家のなかで、「芝浜」といえば、立川談志師以上の演者はいないだろう。
(いささか、贔屓の引き倒し、の感はあるが、、。)

いずれにしても、今日の会は、ファンの間では、「芝浜」を期待する会である。

結果は、「芝浜」。
微妙にアレンジがなされ、できも、よく、感動の内に帰宅。
(どこかで、食べて帰ろうかと思ったが、
感動をそのまま、家まで持って帰りたいような、気持ちであった。)

10:00前に帰宅できた。

火鉢に火をいれる。

土曜に買って、塩をしておいた、さばを、焼く。
大根おろし。

作り置きの、ふろふき大根。(1週間以上ある。)
小松菜おひたし。

以上。

燗を点ける。
先週から、酒は、「大七」から、「田酒」に変わっている。
これは、大七よりも、気持ち甘めだが、これも、燗酒にはよい。

身も心も、温まる、一日であった。

こんな毎日が、送れたら幸せなのだが、、。
 

※平均点  2.548      合計 31人

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