断腸亭料理日記

酒盗パスタ

2月5日(土)
11:30起床。
なにか、久しぶりに、ゆっくり眠った。

なにを、食べよう。
昨晩の、豚汁も残っている。

酒盗(鰹の塩辛)のパスタにしよう。
これも、拙亭では、定番である。

冷蔵庫を見る。
にんにくが、ない。

近所にスーパーへ買出しに出る。
ついでに、昨晩入れられなかった、牛蒡も購入。

帰宅。

牛蒡の皮を削り、斜めに切る。
煮えやすくするため、下拵えモードで、レンジで加熱。
豚汁に足し、煮返しておく。

パスタ用に大鍋に湯を沸かし、塩を入れる。
スパゲティーを2人前投入。

この間に、にんにくをみじん切りし、
フライパンにオリーブオイルを敷き、低温で炒める。
ここに、鰹の塩辛(大さじ1程度)を投入。
火を通し過ぎない。
塩辛の類は火を通すと、溶けていく。
いわば、だしである。(アンチョビなども同様)

白ワインを投入。
フランベ。
アルコールを飛ばす。
ここで、タイムを入れてもいいが、今日は、和風を目指す、
このままで、終了。

茹で上がったパスタを、フライパンに移し、酒盗のソースをからめる。

味見。
酒盗の塩気で充分。

完成である。

豚汁には、牛蒡が欠かせない。
全体として、味が馴染んでうまい。

酒盗のパスタも上々であるが、
なんとなく、しまりがない。
胡椒ぐらいは、入れた方がよかったか。

洋和風というのはむずかしい。
やり過ぎても、いけない。
※平均点  2.657      合計 35人

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