今日明日がつかの間の休日である。
昨夜の、「チユ-ボーですよ」。
「ワタリガニのリングイネ」。
10:00。魚屋が開くのを待ち兼ねて、買い出し。
日曜のため、小岩の「魚勝」。
ワタリガニ。
ケースには、昨日のTVを見ていたかのように、
沢山、並んでいる。
皆、子持ちである。旬なのであろう。
2杯で、\400〜\500。
思ったよりも安い。
作る。
まず、きれいに洗い、
外側の、ハカマ、を取り、
甲羅をはずし、中の、ガニ(エラのように見える部分)、
砂袋(黒い袋のようなもの)を、取る。
出刃包丁で、足に切れ目を入れ、肉をこそげ落とす。
身の側の、ミソ、身も同様に、取っておく。
殻は、パッドに入れ、オリーブオイルを掛け、
250℃に熱したオーブンに入れ、10分ほど、焼く。
にんにく、玉葱(1/2個)をみじん切り。
鷹の爪を、熱湯に入れ、レンジ加熱し、
戻し、半分に切って、中の種を取る。
にんにく、鷹の爪を低温のオリーブオイルで焦げ付かぬよう、炒め、
香りが出たところで、玉葱を入れ、さらに、炒める。
ここに、先ほど、解体した蟹の身を入れ、炒める。
(TVにあるように、ほろほろ、にはしなかった。
鍋に、くっつく。また、煮込んだ方が、出汁が出ると、思う。)
オーブンで焼いた殻、ホールトマト(1/3缶)を鍋に投入。
パッドの汁も合わせて入れる。
水をヒタヒタ。
(TVでは、この水が、少なかったのでは、ないだろうか。
出来上がりも、パサパサした様子であった。)
塩胡椒、臭み消しい、タイムを少々、ローリエ。
弱火で、煮込む。
火が強いと、身、卵、ミソが、固まってしまう。
ここで、パスタを茹で始める。
リングイネはないので、普通のスパゲティー。
ソースの味見。
蟹を煮込んで、よい味が出ている。
茹で上がったパスタを、殻ごと入ったソースに合わせ、
さらに、生クリームを絡める。
最後の味見。
濃い目を目指し、塩を足す。
完成。
食べる。
これは、これは、うまい。
味も香りも、非常に濃厚である。
蟹独特のクセはあるが、
身、卵、ミソが渾然一体となったソースは絶品である。
また、ソースのからんだ、殻をしゃぶると、これがまた、うまい。
ソース以上にうまいかもしれない。
そう、たびたび、食べたい、という、味ではないかも知れぬが、
うまいものである。
※平均点 2.484 合計 31人