断腸亭料理日記2008

麻婆豆腐、カレー南蛮、

カップ酒「浅草」と佃煮

さて、今日は少し変則。
三本のメニューを続けて書いてみる。


4月26日(土)夜〜27日(日)午後

土曜日、夜。

麻婆豆腐を作る。

この日記でも、なん回も作っている。

今日のレシピは、ひとつ前のチューボーですよ!

足らないものを買いに出る。

豆腐、木綿2丁、ひき肉、それから紹興酒。

豆腐は、ハナマサ、ひき肉は、三筋のヤマザキ。
紹興酒は、ヤマザキから、新堀通りを渡った、ところにある酒屋。
と、この酒屋でおもしろいものを見つけた。
ガラスのカップ入りの酒。
その名も「浅草」。
作っているのは、東京では数少ない酒蔵の一つ、
東村山の豊島屋酒造。
辛口と書いてある。一本買ってみる。

帰宅し、麻婆豆腐を、作る。
作り方は、毎度書いているので、今日はよいであろう。

いつもと、少しだけ違うのは、
レシピにもあった、山椒油というのを作ってみた。
正確な作り方はよくわからぬが、こんなものかな、と、
やってみた。比較的低い温度で、中国山椒、花椒を
揚げ、香りを移し、濾(こ)す。

花椒というものは、なかなかデリケートなものである。
ただ入れればよい、というものではない。
独特の舌を痺れさせる辛味は、飛びやすい。
そこで、潰して、かけるのは食べる直前。
先に入れてはいけない。

そこで、この山椒油なるものの登場なのであろう。
最後に潰した山椒をかけることもするのだが、
これでは、全体に香りがいきわたらない。
このため、あらかじめ、香りと辛味を移した油を作り、
これを全体に、馴染ませる。
こういうことであろう。

と、いうわけで、なかなかよくできた、麻婆豆腐。


さて、次は、翌日、日曜日第一食。

いつものように、吾妻橋の床屋、
QBハウスに行くついでに、吾妻橋やぶ

食べたのは、酒はなしで、カレー南蛮。


先日、神田まつやで、食べてみたが、
なんとなく、それに繋がっている。

ここのカレー南蛮は豚肉。
比較的こってりして、うまかった。

ガソリンの値上げがありそうなので、
給油のために、車で来たのだが、天気がよく、
屋根を開けると、気持ちがよい。

ここから、佃煮やの海老屋に寄って、切れていた
佃煮、葉唐辛子と、はぜを買う。

帰宅し、昨日のカップ酒「浅草」を開け、
さっそく、つまむ。


酒は、むろん冷や。
さっぱりした、辛口。

先週の亀戸大根の葉っぱも残っていたので出す。

佃煮もまた、うまい。

海老屋でなくともよいのだが、やはり、佃煮は、
下町のものに限る。
微妙なところなのだが、甘さを抑えているのがよい。

内儀(かみ)さんなどが、たまに、スーパーで買ってきてしまう、
ものは、仮に、東京、あるいは、近郊の店、メーカーのものでも、
甘みが強すぎる。

やはり、東京下町の伝統の味。
甘みが抑えられた、しょうゆの立った味。
佃煮は、これでなくては、だめである。

カップ酒、佃煮、亀戸大根の浅漬け。
よい午後、で、ある。



吾妻橋やぶ
TEL: 03-3625-1550
住所:〒130-0001 東京都墨田区吾妻橋1丁目19−11




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