断腸亭料理日記2008

神田猿楽町・蕎麦・松翁

昨日アップのものから、一週間飛んで、
やっと、リアルタイムに近付いてきた。
まずは、土曜日、から。

10月4日(土)第二食

やっぱり今週も、土曜日はオフィスへ。
今日も、自転車。

毎度書いているが、拙亭のある浅草からオフィスのある
牛込市谷界隈までは坂の昇り降りがなんか所かある。

方角としては、浅草から牛込は多少南に下がるが、
ほぼ、西の方。
浅草から、まっすぐ西へ行くと、まず湯島、本郷の台地になる。
そして、春日、水道橋、後楽園あたりが低地。
神田川(江戸川)を渡って、再び、牛込の台地となる。
大きくはこの二つの台地なのだが、それぞれの
台地の中でも、細かいアップダウンはあったりもする。

自転車の場合、坂道、というのはできれば避けたい。
本郷の台地は、神田駿河台の台地につながっており、
これを避けるとすると、秋葉原から、神田須田町、
駿河台下、猿楽町、水道橋、飯田橋、というような
ルートになる。
しかし、そうとうに、南にふくらむルートで、
これも、馬鹿馬鹿しい。

そこで、本郷の台地に上がる、緩やかそうな坂道を
探すということになる。
神田川に沿った、昌平坂。
その少し北の、蔵前橋通りの妻恋坂、清水坂のルート。

今日は、末広町から、妻恋坂、清水坂を上がり、
順天堂の脇を抜け、外濠通りに出るルートを通った。
飯田橋から、牛込市谷までは、距離的には外濠を通るよりも、
大久保通りが近い。
(タクシーに乗る場合、これは重要なのである。)
自転車の場合はいつも、平らなので、外濠を回ることが
多いのだが、今日は、大久保通りを通ってみる。
大久保通りは、急ではないが、津久戸町、神楽坂上、牛込北町と
だらだらとした登り坂。
どちらがよいか、微妙だが。
ともあれ、11時半頃、オフィス到着。

今週は、仕事を片付け、3時過ぎに、オフィスを出る。

帰りは、どうしようか。
どこかで、そばでも食っていこうか。

ここからだと、神田界隈。
猿楽町の松翁はどうだろうか。

ここは、隠れ(?)池波レシピ。先生の晩年といってよいのであろうか、
山の上ホテルに籠られているときに、
よく食べにきていた。
「銀座日記」には、Mと表記されている。

土曜日であるが、今日はやっているであろうか。

飯田橋から、日本橋川を渡って、三崎町。
白山通りも渡って、西神田から猿楽町。

錦華通りのさらに裏の路地。

よかった。暖簾が出ている。

入ってみると、こんな時間であるが、
テーブル席はほぼ満席。

手前の方に、座る。

のどが渇いた。
ビールであろう。
エビスの生をもらう。


そばは?
松茸の入った天ざるもあるようだが、売り切れ。
普通の天ざるに、しようか。

店内に張り紙がされているが、
ここは、天ぷらは時間がかかる。

そばみそを舐めながら、待つ。

揚げているご主人が自ら運んで、まずは、海老の頭から、
きた。


ビールを呑み終わってしまった。
酒にしようか。
浦霞。

と、天ぷらも、海老天から、野菜、穴子、と、
どんどんくる。

酒もきた。


続いて、そばも来てしまった。


天ぷらもそばも、とっとと食うのがうまいもの。

呑みながら、そばもすすり、天ぷらもつまむ。
かなり忙しい。

天ぷらは塩で。

むろん、どれも、うまい。

蕎麦湯で、つゆも飲み干す。

うまかった、うまかった。
勘定をして、出る。

帰り道は、駿河台下へ出て、
靖国通りを通り、須田町から、中央通りに出て、
万世橋を渡って、ホコ天のない秋葉原。
相変わらず、人は出ている。
末広町の交差点の手前を右に入り、JRを潜って、
台東区秋葉原。

昭和通りに出て北上。
一つ目の信号を渡り、クネクネと東にいきながら、北上。
竹町公園まで出て、佐竹商店街を抜け、清洲橋通りも渡って、
小島町。

春日通りを渡って、帰宅。


松翁
住所 東京都千代田区猿楽町2−1−7 
03-3291-3529





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