断腸亭料理日記2008

西浅草・手打ちそば・おざわ、、

など

10月18日(土)

一週間が終わった。

先週は熱を出してしまったが、今週も金曜日がくると
ぐったり。

早めに帰宅し、なぜだか鶏のから揚げが食べたくなり、
揚げて、ビールを呑み、内儀(かみ)さんの帰ってくる
はるか前、9時には寝てしまった。

すると、、、、。

3時に起きてしまった。
先週もそんなことであったような気もするが、
まあ、精神的には緊張感が続いて、起きてしまうという、
あまり、いい状態ではなにのだろう。

CSの日本映画専門チャンネルで、八つ墓村、なんぞを
やっていたので、ぼんやりと、視る。

視ながら、ビールでも呑もうか、と思い立つ。
つまみはなにがよいか。
軽い、シャキシャキした、サラダ、お浸しのようなものが食べたい。

ジャガイモを細く切ったもの。
ちょっと調べると梅肉と和える、というのがあった。

これはよい。
一つ、皮をむいて、1mm程度、かなり細く切り、水になん回かさらす。
これを梅肉と和える。
梅肉は、料理用のもの(ミツカン)が冷蔵庫にストックしてある。
麺つゆ(桃屋)を少しかけ、最後にもみ海苔をふる。


食感もよいし、さっぱりした、うまいものができた。

呑んで、そのまま、ごろごろ。

夜が開けて、二度寝。

もう一度起きて、昼前。

そばが食いたい。
新そばの季節。
私には、新そばなのかどうか、見分けるほどの舌を
持ち合わせているわけではないのだが、
そういわれると、食べたくなるものではある。

どこがよかろうか。
このところ、並木、池の端の藪には、いっている。
神保町の松翁にもいったか。

久しぶりに、西浅草の、おざわ、はどうだろうか。

よいかもしれぬ。おざわにしよう。

11時半頃、自転車で出る。
元浅草から真っ直ぐ東。新堀通りを渡って、2〜3本目を左。
北へ上がり、赤札堂の前で浅草通りを渡り、
郵便局の手前を左に入り、更に北上。
合羽橋本通りに突き当たる。突き当たりは、どぜうの飯田屋。
おざわは、手前、左側、ビルの一階。

自転車を置いて、店に入る。

店を開けて、間もない時間であると思われるが、
もう随分と人が入っている。

かわいい女将さん。
一人だと、大きなテーブルを案内される。
一人できている人も、もう2〜3人いる。

酒を、グラス(湯呑み)、で、もらう。
(いろいろ銘柄があったのだが、なにをもらったのか、
忘れてしまった。いずれ、吟醸系、であったと思う。)

なんにもなくとも、よい、ようだが、
なにか、つまみ、、、。

胡桃味噌。


大粒の胡桃が入っている。
酒をなめながら、つまむ。

そばは、、、。
なにか、このところ、ここへくるたびに頼んでいるようだが、
とろろの太打ち。


折角の新そばなのだから、細い普通のもの、の方が
よいようだが、どうも、太打ちのあるところでは
珍しいので頼んでしまう。
特に、ここの太打ちは、並外れて、太い。
そば、というよりは、そばがきを延ばした、とでも
いいたいくらいに、太い。
ここのメニューに、太打ちは、もぐもぐ、と、書いてあるが、
まさしくそんな感じ。
食感も味も、細切りとは、まったく別の食べ物、といってよい
くらいのものであろう。

もぐもぐ、食う。

うまかった。

勘定をして、出る。

再び、自転車に乗る。

と、このところ、食べ過ぎ、で、あろうか。
なにか、食い足りない。

ケバブ!

少し前から、食べたかった。

ケバブといっても、ドネルケバブ。
(ケバブとドネルケバブは違うものである。
ドバイでもさんざん食べたが、挽肉を串に巻いて焼いたものが、
ケバブで、ドネルケバブはご存知、秋葉原あたりから
屋台で始まった、あれ、で、ある。)

あの、ソースがうまい。
この近所、国際通り沿いにも、ドネルケバブがある。

寄ってみようか。

きてみると、ん?
ケバブライス、というものがある。
最近始めたようである。
普通のものは、ピタ、に肉を野菜とともにはさんで
ソースをかけたものである。
これのご飯版。
ドバイでは、トルコ料理のファストフードで
ケバブライスは食べた。

ご飯にかける、というのも、あちらでも
あり、なのである。

発泡スチロールの弁当箱に入れてくれる。
600円。
(多少高いが、実は、普通のピタ、の、ものも540円と大差ない。)

帰宅し、開けてみる。



こんな感じ。
食べてみると、ご飯はバターライス。
肉とソースの味は、むろん、ピタにはさんだものと同様。
それなりに、うまい。

それにしても食いすぎ、、、か。



なにか、まとまりがないが、そんな、土曜日、で、ある。




手打そば・おざわ
住所:東京都台東区西浅草2-25-15
電話:03-3841-6450





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