断腸亭料理日記2008

合羽橋・太助寿司

10月12日(日)夜

熱も下がった。
別段、高熱が出ていたわけではないのだが、
普段、あまり熱は上がらない方なので、7度ぐらいでも
なかなかつらい、のではあった。

ちょっと時間があいてしまったが、
今夜は合羽橋の太助寿司に、いくことにした。

出前はなん度も頼んでいたのだが、いくのは久しぶり。

この連休は、合羽橋は、商店街のお祭り。
安売りやら、福引などやっている。

6時を目指して、
内儀(かみ)さんと自転車で出かける。

カウンターに座り、ビールをもらう。
お通しは、蒸しあわびと、白いのはホタテムースのようなもの。


蒸しあわびがうまい。
あわびは夏のもので、もう終わり。

刺身。


白身はまだ、まこがれい。
いかは、すみいか。
この大きさであれば、まだ、新いか。
温暖化、なのであろうか。
本当なら、8月末から、9月初旬、の
ほんのわずかな頃、で、あったように思うが。

鯖がうまい。
千葉、富津という。
脂もいい。

鰹。
これは、すごい。
戻り鰹であるが、中トロ並の脂ののり。
ものもよいのであろう。
右下は、鰹の炙った皮。

上の貝は、なんだかわからなくて、聞いてしまった。
青柳という。
色が薄いのは、北海道のものだという。
なんとなく、たよりないような、、。

ここから、にぎり。

のどぐろの炙ったもの。


山口の白いか。


これは、うまい。
あまくて、ほどよい歯ごたえ。

うに。


礼文島のむらさきうに、という。
馬糞、とは違うが、十二分にうまい。

みる貝。


肉厚で、うまい。

生きた蝦蛄。


跳ねているのを見せてくれた。

中トロ。


北海道、函館の戸井。
肉厚に切ってくれた。
よい香りで、柔らかくあまい。
よいまぐろ、というのは、香がよい。

蝦蛄。


先ほどのものは、デモンストレーションで、
実は、茹でてあったもの。
能登半島、七尾という。

ヅケ。


内儀さんの希望で作ってもらった。

鯵。


大阪湾だという。
うまいが、ちょっと、でかいか。

穴子。


穴子にもいろいろな仕事の仕方がある。
しかし、私にはここのものが、最も合っているかもしれない。
脂のある肉厚の穴子を柔らかく煮、
熊笹で炙り、よい香りが付き、口に入れると、
あまく、とろける。

うまい穴子、で、ある。
やはり、ここの看板であろう。

以上。

勘定は、今日は、12500円ほど。

うまかった。



電話番号:03-3841-4811
住所: 東京都台東区松が谷2丁目26−6




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