断腸亭料理日記2009

桜とボローニャソースの

パスタ

4月3日(金)夜〜4日(土)

さて。

四月に入った。

開花から時間はかかったが、東京は桜も満開。

会社は年度替りで、まわりで異動やらあり、
ちょっと慌ただしい。

夜は、上野に住む同僚と呑みにいく。
そばがよい、と、いうので、今日は池の端ではなく、
仲御徒町の吉仙

つまんで呑んで、そばは、桜切り、というのが
あったので頼んでみる。


色も、ほんのり、桜色。
微かに、桜の香もする。

店の前で別れ、ぶらぶら。竹町公園の桜も、満開。
元浅草まで帰る。

この日は、そのまま、寝てしまう。

土曜朝、起きると、どうしたわけか、
スパゲティーのミートソースが食いたくなった。

久しぶりに作ってみるか。

ちょっと、レシピを調べてみる。

ミートソースというのは、
ボローニャ風といういい方もされる。

挽肉は、牛。
材料を買いに出る。

ハナマサで牛挽肉、大きなパックで買う。
それから、セロリ、にんじん、カットのトマト水煮缶。
にんにく、玉ねぎは、あるので、OK。

こんなところ。

帰宅し、作り始める。

少し、多目に作っておこうと、レシピの二倍。
牛挽肉、400g。

塩胡椒をし、理由はよくわからぬが、
レシピによれば、小麦粉をまぶす。
つなぎ、で、あろうか。
量は、大さじ二杯ほど、随分な量である。
混ぜ込んでおく。

玉ねぎ1個みじん切り。
にんじんも皮をむいて、みじん切り。

にんじんは、玉ねぎよりも細かくした方がよかろう。
皮をむき、薄くスライスし、これを千切り、
千切りをさらに細かく切る。

これは、そこそこ時間がかかる。

セロリも同様に一本みじん切り。

にんにくを二かけら、鍋にオリーブオイルを入れ、
弱火で炒め、香りを出す。

ここに玉ねぎ、にんじん、セロリを入れ、炒める。
これはよく炒めた方が、よいようである。

段々に、玉ねぎから、透明になり、
にんじんも透明になってくる。
このくらいでよいのか、、。

ここに、オリーブオイルを足し、牛挽肉。
これも火が通るまで、一緒に炒める。

火が通ったら、赤ワイン、1カップ。

トマト缶一缶。
レシピには、ビーフブイオン4カップ、とある。

固形ブイオン二個と、水4カップを入れる。
それから、ローリエ4枚。

ここから、煮込む。
50分という。

見た目、なーんとなく、トマトの量が少ないようなので、
もう一缶開けて、少し加える。

ふたをして、弱火で煮込む。

40分後。
様子を見ると、なかなかよい感じに煮詰まってきている。

このあたりから、パスタを茹ではじめる。
パスタは、フェットチーネ。

イタリアンでは、いわゆるこのボロネーゼは、スパゲティー
だけではなく、フェットチーネだったり、ペンネでも
やるようである。

煮詰めながら、湯を沸かし、茹ではじめる。

ソースへ、塩胡椒、レシピ通りに、砂糖小さじ2、
バター20gを入れる。
味見。

砂糖を入れる、というのは、ちょっと意外であるが、
味はよい。

OK。

茹ったフェットチーネを皿に盛りつけ、
ソースをかけ、完成。


とてもノーマルであるが、まあまあの、
ミートソースができた。

なかなか、で、ある。

さて。

午後、満開の桜を、隅田公園まで見に行く。

いい陽気。花曇り、であろう。








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