断腸亭料理日記2010

スープカレー

8月14日(土)

さて。

土曜日。(と、いってもまだ、休み中。)
やっぱり、暑い。

モルジブでさんざん、カレーは食べたのだが、
帰ってきたら、食べ慣れた、カレーが食べたくなった。

ゴールデンカレーやら、ジャワカレーだのルーの、
(即席)カレーでもいいのだが、それではあまり、芸がない。
スープカレーに、しようか。

前に作っているので、このページを参照。
鶏の骨付きもも肉を使っている。

これでいこう。

ハナマサに買いに出る。

冷凍の7〜800円の袋入りのもの。
4〜5本入っている。

これを買って、帰宅。
3本、袋から出し、レンジで解凍しておく。

次に、玉ねぎ2個、ざく切り。
にんにく、しょうがをみじん切り。
これは、各大匙1ほど。

圧力鍋を用意。
玉ねぎ、にんにく、しょうがを入れ、
水はひたひたよりは、多め。

ふたをして、加圧。
圧が上がったところで、弱火。
10分。

火を止め、放置。
1時間弱。

スパイスの用意。
調べてみると、手持ちのものが、皆、ホール。
最近、このなん年か、ドバイ、モロッコと、旅行をするたびに
現地のスーパーで大袋のものを買って帰ってきていたのである。

むろん、日本で買うよりもべら棒に、安い。
アラブ圏でもカレー類に使うスパイスは、スーパーで
こういう状態で、売っている。

ガルダモン、クミン、コリアンダー、フェネル、と、いったあたり。
これらを、各大匙1程度、すり鉢で潰し、荒目の粉にしておく。

鶏もも肉。
これは、そのまま入れてもよいのだろうが、
一応、両面、表面をフライパンで焼いておく。

スパイスは、炒めてから、入れる。
テフロンのフライパンに、軽く油を引き、
潰したスパイス、それからターメリック、レッドペッパー、
これは日本の市販の瓶入り、S&Bのカレー粉・赤缶、大匙1を
入れ、炒め、少量の水を加え、まとめる。

圧力鍋に、鶏もも肉、炒めたスパイス。
それから、煮込み用のスパイス。
これは、ベイリーフ(5〜6枚)、グローブ(小匙1程度)、
シナモン(1本の半分)、カスリメティ(大匙1程度)、
それぞれホールを加える。

そして、カットトマト缶、1缶。
缶1缶分の、水。そして、塩。
そして、ブイオンも入れる。

こんなところを入れて、煮込む。

普通の鍋で煮込む場合は、30分程度だが、
圧力鍋のふたをして、一度、圧を上げて、5〜6分で火を止める。

また、放置。

今度は20分ほど。

圧が下がって、ふたを開け、味見。

塩と、辛味が足らない。
塩、レッドペッパーを加える。

少し煮込み、再度、味見。

いいかな。

盛付け。


ナイフとフォークで、鶏の肉を骨から外す。
これは、随分と柔らかくなっているので、問題ない。

ただし、スープがもう少し、煮込んだ方が
旨味が出て、よかったかもしれぬ。
(事実、翌日以降の方が、玉ねぎやら、トマトが溶けるくらいになり、
うまくなった。)

それから、さらに、ここに、茹で玉子を入れて、
煮込んだ。

これは、実のところ、五反田のカレーや[うどん]
真似なのだが、ラーメンの煮玉子ではないが、
カレーで煮た玉子。本当はもっと濃い味のカレーで煮込んだ方が
ベスト、なのだが、まあ、これでも、いける。

スープカレーの場合、基本はあまり濃い味を
付けないのがポイント。

圧力鍋一杯できたので、結局、この後、1週間
食べることができた。
食欲のない暑い夏には、絶好、であろう。








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