断腸亭料理日記2012

おでん・新橋お多幸

12月19日(水)夜

東海道線、二宮で5時半、仕事終了。

東京まで戻ってくる。

さて。

なにを食べよう。

寒いし、、、。
おでん。

おでんといえば、この前、日本橋のお多幸へいった。

お多幸というのは、なん系列かあり、
それぞれに支店もある。

最近、行っていないが、新橋のお多幸
ここは、日本橋とも銀座の系列ともまた別のよう。

以前は、新橋でも銀座ナインの方にあったが、
しばらくこないうちに、新橋駅の反対側、
レンガ通りの方に移っていた。

いってみようか。

東海道線を新橋で降りて、
烏森口に出てくる。

機関車の横で、一服。
(ここの喫煙スペースはいつもそうだが、
たいそうなにぎわい。)

路地を抜けて、レンガ通りまで出る。

レンガ通り、というのは、歩道にレンガのタイルが
敷かれている通り。
SL広場の前の通りから西へ1本目。

そう、江戸の頃は、大名小路、などと呼ばれていた
通り、である。

江戸の地図


大名小路というと、江戸城大手門近くの丸の内の方が
すぐに頭に浮かぶが、このあたりも大名屋敷が並んでいたので、
大名小路と、呼ばれていたのである。
ただし、区別するために、愛宕下大名小路と、
愛宕下を付けていた。

ちなみに、新橋というのは、明治以降になって
定着している地名で、江戸の頃はあまり使われていない。
今の駅のあたりであれば、芝口。

ちょっとこのあたりまでくると、もう、
愛宕下、の、方が、一般的には使われていた呼び名。

さて。

レンガ通りに出て左、信号の先、右側。
以前は、一軒家の日本家屋でったが、
今は、ビル地下、で、ある。

6時半すぎ、もう既に、満席。
にぎわっている。

一人、というと、カウンターに場所を作ってくれて、
少し狭いですがどうぞ、ということで、座れた。

座って、お酒お燗。

おでん鍋のすぐ前。

いつものように、最初は、東京おでんの
ツートップ、すじとちくわぶ。
そして、好物のつみれ。


ここのつみれは、自家製のよう。
ちょいと、しょうがが利いていて、乙なもの。

次は、大根と玉子とがんもどき。


お酒もう一本。

玉子とがんもどきはうまい。

(が、大根が、ちょっと、、、。
これ、なんであろうか。
すが入ったような、うまみが抜けているというのか、
ちょいと、へんな感じ。
この1、2日後に自分で大根を買って、
やはり、味噌汁に入れて煮たのだが、
同じような感じであった。気のせいであろうか。)

しょうゆの濃いつゆが、うまい。
思わず、すすってしまう。

豆腐、里芋、キャベツ巻。


豆腐も里芋も、やはり、しょうゆの濃い、
東京おでんでは、はずせない。

そして、いつもはあまり頼まないのだが、
キャベツ巻。

中はひき肉。
(合挽き?)

味が染みて、うまい。

これだけでも、十分に腹一杯。

ご馳走様。

席を立って、勘定。

お酒二本とおでんで、2000円ちょい。
安いもん、で、ある。

本来、おでんやなどというもの、
おでんだけ頼んでいれば、こんなもの。

うまかった。

銀座線で稲荷町まで乗って、帰宅。



新橋お多幸







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