断腸亭料理日記2012

出張いろいろ。

〜出羽桜と白海老、

そして味芳斎の麻婆丼

今週は、月曜、水曜と二日の日帰り出張。
ちょっと、バラバラしているが、その関連の話題。


水曜は山形の天童。

天童というのは、山形市の先で、上野から新幹線で3時間弱と、
けっこう時間はかかる。

将棋の駒が名産で、人間が駒になる人間将棋が名物。

そして、日本酒好き、いや、そうでなくとも
もはや東京では誰もが知っている、出羽桜の
蔵元がある。

昼飯は駅前にあった食堂。


かつ丼を頼んだのだが、妙に量が多い。

2時すぎ、得意先での打ち合せを終え、
帰り道、出羽桜の蔵元に寄ってみる。



なにかか買えるのかと思って、のぞいてみたのだが、
「ここでは売ってないんですよ〜、酒屋さんで買ってくださ〜い。」
と、発送担当の小母さん。

しかし山形というのは、この季節、噂通り、暑い。
曇ってはいるのだが、湿気が強く、強力に暑い。
歩いているだけで、汗だく。

結局、出羽桜は、天童駅の地場産品を扱っているところで
探すことになった。
ノーマルな出羽桜や一耕は、東京でも買える。

なんとワンカップがあり、珍しいので四つ購入。


日本酒好きの方はご存知かも知れぬ。
プレミアなどもついているのであろう、
東京に出ている各地の地酒は決して安くはない。
しかし、地元では地元用に、安い酒を売っている。
だが、味は東京に出しているものと、そう大きくは違わない。

ワンカップでも出羽桜。
立派な吟醸酒で、うまい、うまい。

さて。

水曜は福井県。

帰り、小松空港で白海老の刺身。


先日、富山駅前で食べたが、やはり、白海老は刺身に限る。

うまかった。


そして、羽田には18時半に、戻ってくる。

なんとなく、恒例になりつつあるが、
羽田からの帰りは、浜松町で降りて、
大門の四川料理、味芳斎

6月

店内は数グループの宴会で盛り上がっていたが、
なんとか一人、入れてくれた。

前回は、辛いザーサイと挽肉の汁麺にしたが、今日は麻婆丼。

実は、麻婆丼はメニューに載っていない。
だが、やはりこの店の麻婆豆腐は食べてみたい。
一人なので、一品料理ではなく、丼で、という希望。

聞いてみたら、こころよく作ってくれた。

出てきてびっくり。


豆腐がコナゴナ。
だが、見た目に美しい。
そして、見るからに、辛そう。

食べてみると、やはり、辛さのレベルはそうとうに高い。

しかし、ベースの味は至ってノーマル。
花椒も入っていないよう。

しかし、こう辛いと、休まずに、一気に食べてしまわないと、
食べられない。

しかし、食べ終わると、これが実に気分爽快。
汗とともに、身体の毒素が出て行くようである。

これからの季節、重宝しそう、で、ある。
よい店を紹介してもらった。

帰り道。

大門から大江戸線に乗るのがノーマルな帰り道だが、
今日は、新橋まで、第一京浜の一本西、
日影町通りをぶらぶら歩く。






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