断腸亭料理日記2012

イングリッシュマフィンのサンドイッチと

愚痴やら色々、Facebookのこと

〜芝大門味芳斎 その1

5月26日(土)

さて。

土曜日。

今週は出張が二回。

なにか、あっという間に、時間がすぎていった。

第一食は、焼いたイングリッシュマフィンに
トマトとたっぷりレタスにハムをはさんだサンドイッチ。



今日は、昼、芝方面に、中華を食べにいくことに
決めた。

友人の紹介ということになろうか。

Facebook上に友人が書いていたもの、で、ある。

昨年からFacebookをやっているのだが、
高校やら、大学の古い友人とのFB上でのやりとりが始まり、
この日記もリンクを張っているので、読んでくれている人も
いたりする。

Facebookをご存知でない方は少なかろうが、
まあ、実名投稿のtwitterのようなもの、と、
いえばよいのだろうか。

本題の前に、ちょいと書いておきたいことがある。

かねがね、思っているのだが、
今の日本のネット社会、あまりにも無責任な
振る舞いというものが多すぎる。

私自身のこの日記を書き始めて、もう10年以上経つ。
その間、私がどんな男であるか、というのは、まあ、
実名以外は、ほぼ人物を特定できるほどに
経歴からなにから、オープンにしている。

そういう意味で、逃げも隠れもしていないし、
自分の立場、バックグラウンドを明らかにしている。

そんな中、この日記にもメールでなんらか書いてきて下さる
方もいなくはない。

激励、ファンメール、などは、もちろん大歓迎なのだが、
そうでないものも、まあ、ありがたいことに、ある。

誤字脱字、誤謬、誤解、その他、毎日書いているものなので、
むろん、少なからずある。
開き直るつもりもないが、十分な校正もできずに
配信してしまうこともあり、まあ、致し方のないことではある。

そういった、間違いも含めて、書いている内容には、
私の責任であることを逃げるつもりは毛頭なく、
甘んじて批判は受ける。

ただ、誤字脱字の指摘ならばまだしも、自分の反対意見の披瀝、
というのであろうか、腹が立つのは、その送り方、なのである。

批判は批判で、むろん、筋が通っていればよい。
しかし、この手の人、挨拶、自己紹介、
どういうバックグラウンドがあるのかなど、含めて、
ほとんど、ない。
その上で、どういう論拠、根拠、出典があって、
そう主張するのかなども、まったくなく、
言いたいことだけ書いての、言いっ放し。

例えば、食い物のことならプロの料理人の方の、
あるいは江戸のことなら研究者の方の、
間違いの指摘、情報であれば、私もうなづけるし、
そういう方ならば、身分を明言してほしい。

言いたいことだけ言う。
べら棒に多いということはないが、まあ、少なからず、
こういう人がいる、のである。
ネットという匿名社会だから、なんでも許されると
思っているのだろうか。

私自身、オープンにしているのであるから、
そうしてしかるべきであろう。不愉快極まりない。

毎度書いているが、リアルの付き合いと同じように、
始めましての挨拶が必要なのは、ネットといえども
なんら変わるはずがなかろう。
友達ではない。批判をするなら、住所、年齢、性別、出身地、
バックグラウンド(経歴)は最低でも明らかにすべきである。

まあ、不特定多数に対して、ものを書いている以上、読者が皆、
好意的であるはずがないのはわかっている。

むろん、そんな人には返事もしない。
ともかく、言いっ放し天国の日本のネット社会、で、ある。

食い物関係(食い物に限らなかろうが)の書き込みサイトも
また、然り、で、あろう。
まったく書いている方は、無責任、である。

これ、日本以外では、もともと、そうではなかった。

欧米のネット社会では匿名でも、ある程度責任のある書き込み、
議論というのが、モラルとしてあったのだと思われる。

そうした背景のもとに、実名投稿のFacebookなどが
現れた、といってよいのであろう。

こんなことで、私などにはFacebookはよい、
のである。

Facebookであれば、実名投稿でもあり、
投稿相手を制限することもでき、
無責任な言いっ放しはできないようになっている。

また、逆に、氏素性の上に、キャラクターのわかっている
友人であれば、無責任な言いっ放しでもよい、
ということも、あるわけである。

そうとうに、前置きが長くなってしまった。

しかしまあ、最近のFacebookやら、このあたりのこと
改めて書いておいてもよいのであろうと思い、
愚痴とともに、書いたわけではある。

気を取り直して、本題。

そんなFacebook上に、友人が
投稿していた、芝大門の中華料理や。

中華風カレー?というような形容もしていた
辛い牛肉煮込みかけご飯。
通称、牛丼というよう。

これに魅(ひ)かれてしまった。

芝大門の味芳斎支店という店。

私は、まったく知らなかった。
味芳斎はミホウサイと読むよう。
支店というくらいで、近くに本店もあるよう。

ちょいと調べると、知る人ぞ知る、有名店。

その友人も都内某所から自転車でいったという。
天気もよいし、私も自転車で行くことにした。

1時すぎ、元浅草を出る。

台東区の元浅草からだと、ルートは意外に単純。

清須橋通りを南下、靖国通りの先を、神田駅方向にいき、
中央通りに入り、真っ直ぐ。日本橋から京橋、銀座、新橋。

ただし、銀座は歩行者天国で、自転車は入れないので
裏通りを抜ける。銀座8丁目から中央通り、第一京浜に戻り、
真っ直ぐ。

第一京浜は浜松町1丁目の信号で左にゆるく曲がっているが
その次の信号を右に入ったところ。

慶応薬学部のちょい手前の小さな店。
赤いテントの屋根が目印。

天気もよく、日差しは強い。
だが、湿度は低く、汗はかいたが、さわやか。

距離は7km程度。35分で着いた。




つづく。






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