断腸亭料理日記2013

キーマカレー、のようなもの

4月13日(土)午後

今日は、なんだか呑んだくれ。

内儀(かみ)さんも出かけ、午前中からビールを
呑み始めた。

肴は冷蔵庫にあった、先週の白魚のかき揚げ。
オーブントースターで温めた。

昼すぎ、ふと、“キーマカレー的なもの”が
食べたくなった。

冷凍庫をのぞくと、内儀さんがハンバーグ用にでも
買っておいたのか、合挽き肉の大きなパックがあった。

これで作ろうか。

酔っ払い調理なので、いい加減。

特段、レシピを調べるわけでもなく、
作り始めた。

凍っている挽肉は、レンジで解凍。

玉ねぎと炒めて、カレー粉を入れれば、それらしいものに
なるか。

玉ねぎ一個をみじん切り。

フライパンで玉ねぎから炒め始める。

透き通ってきたら、解凍した挽肉も入れる。

500gくらいはあったろうか。
けっこうたいへんである。

挽肉というのは、脂がジュウジュウ出てくるまで
炒めた方が、味が染み込みやすい。

これは、なんであったか?。
麻婆豆腐のコツであったか。

色が変わり、さらに脂が出てくるまで。

うん。
いい感じになってきた。

ここにカレー粉。
(これは、以前に中東ドバイへいった時に買ってきたもの。
日本で買うよりも随分と安い。
また、味も現地に合わせてか、クミンなどの香りの強いものが
日本のカレー粉よりも多く入っており、刺激的なものである。)

香りがよくなるので、ローリエも数枚入れる。

一緒によく炒める。

う〜ん。
なんとなく、物足りないなぁ。

トマトも入れるか。
ホールの水煮缶を開ける。

全部は多すぎるか。
缶に入ったまま、菜箸でトマトをつぶして
ソース状になったトマトを入れる。

挽肉が多いので、少し入れたくらいでは大差ない。

全部入れてしまおう。

種を入れたくないので、ざるに缶の中身を全部あけて、
杓文字で押し付け濾しながら入れる。

見た目にはよさそうだ。

炒めながら少し煮詰める。

塩を入れ、味見。

トマトが入ったのでカレー粉も足す。

おお。
そうだ。

例の韓国青唐辛子も入れよう。

洗って縦に切って二つ割にし、中の種を取る。
細かく切って、入れる。

どうでもよいのだが、この唐辛子、激辛。
この洗って、種を取って、切る作業後の手の指、
よく洗わないと大変なことになる。

そのままの指で目でもこすろうものなら、
しばらく目から火が出るようである。

ともあれ、もう一度、味見。

テキトウに作ったにしてはなかなかいい味。

これを肴に、チューハイ。

夜、この“キーマカレー、のようなもの”をスパゲティーにした。

和えてから皿に盛りつけ。

ミートソースのカレー味といったらよいか。

カレー味のスパゲティーというのも、B級だが、ちょいと、
うまいものである。

 

 

 


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