断腸亭料理日記2013

新玉ねぎのフライとステーキ

4月19日(金)〜20日(土)

金曜夜。

大阪出張から新幹線で戻って、夜9時すぎ帰宅。

新幹線の中でサンドイッチ。
東京に着いて御徒町でラーメン、、。

ちと、食べすぎ。

11時すぎであろうか、帰宅した内儀(かみ)さんと
TVを視ていると、NHKのドキュメント72時間という番組、
大阪梅田地下の立ち呑み串かつやをやっていた。

大阪の立ち呑み串かつ、というのはご存知の方も
多いと思うが、昼前からにぎわい、串かつもむろん
うまい。

これを視ていて、串かつが食べたくなった。

この時間からまたまた、酔っ払い調理。

2〜3日前に買った、新玉ねぎが冷蔵庫にある。

これを簡単に揚げてみるか。
新玉ねぎは、うまそうだ。

串に刺すとたいへんなので、ざっくり切って、
衣だけつけて、そのまま揚げよう。

簡単に、とはいっても、揚げ油を用意し、玉子冷水を作って、
パン粉を用意して、衣を作って、、、という一連の作業は
省けない。

こんな感じ。

大阪の串かつに倣うと、ウスターソースである。

やっぱり、玉ねぎの一枚一枚だけで揚げてしまうと、
火が通りすぎてしまう。

いや、短時間であげれば、火が通りすぎないように揚げることも
できるのだが、それでは、衣の色が薄いまま。

むろん食べられないものではないが、せっかくの
みずみずしい新玉ねぎが、、ちょっと残念なことになってしまった。

さて。

これは翌、土曜日。
またまた、TVが元、なのだが、ステーキ。
(先週のNHKの朝の連ドラ、で、ある。)

午後、髪を切りに御徒町へ出て、ついでにアメ横の魚やをのぞき、
鰯を買ってきた。

ステーキの肉は、贅沢なものではない。
毎度お馴染み、ご近所のハナマサのものを想定。

付け合せに、にんじんのグラッセを作ろうと考えた。
野菜は帰り道、佐竹商店街の食品スーパー、みかわや。

来てみると、にんじんも、新にんじん。
そうか、やはりこの季節、キャベツも玉ねぎも、
皆、新もの、なのだ。

おまけに、じゃがいもまである。
新じゃが。産地は鹿児島。
なるほど、あちらではもう獲れるのか。

柔らかくてうまいだろう。

蒸(ふ)かしてこれも付け合せにしよう。

最後に、予定通り、ハナマサでステーキ肉。

ハナマサの売り場を覗いたことがある方であれば
ご存知かもしれぬ。

巨大な、といってよい大きさのステーキ肉が
一枚5〜600円でいつも売っている。
むろん、国産ではない。(オーストラリア産)

帰宅。

まずは、じゃがいも。

きれいに洗って、蒸し器(圧力鍋でもある)に入れる。
点火し、沸騰し、加熱、、加圧。
圧が上がって、弱火で6〜7分ほど。
後は火をとめて、放置。

にんじんのグラッセは、ご存知かもしれぬが、レンジでできる。
簡単。

にんじんは皮をむいて、グラッセの形に切る。
むろん、面倒なので、面取りなどは省略。

ちょっと深めの耐熱皿に切ったにんじんを入れ、
お湯、ブイオン、バター。
砂糖を入れてもよいのだが、甘すぎるのは嫌いなので
なし。

これで、ラップをして、柔らかくなるまで。
様子をみながら、6〜7分、10分以内で出来上がる。

ステーキ肉。
こちらは塩胡椒をして、シンプルに焼くだけ。

一応仕上げに、バターで香り付け。

思い付いて、例の韓国青唐辛子も脇で炒めてみる。

OK。

出来上がり。


どうであろうか、この大きさ。

硬さを考慮に入れてもやっぱり安いであろう。

そして、これだけ食べれば、まさに肉を食った、という
思いに満たされることは、間違いない。

この歳で、あまり威張れたことではないが、、
たまにはよいではないか。





 

 


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