断腸亭料理日記2013

駅弁、富山ぶりとますのすしと、

大船軒のサンドイッチ

1月30日(水)

さて、引き続き、北陸。

昨日の金沢から富山へ移動。

19時前、富山駅前で仕事終了。

弁当を買って18時59分、富山駅発の[はくたか25号]に飛び乗る。

[はくたか]は北陸線、ほくほく線、越後湯沢経由で
上越新幹線で上野まで。

上野着は22時22分の予定。

富山駅を出ると[はくたか]は日本海に沿って魚津。
新潟県に入って糸魚川、次が直江津。
直江津から、ほくほく線に入り、右、山の中へ入る。
ほとんどがトンネル。

山を出ると、十日町。

十日町はJR飯山線の駅でもある。
[はくたか]は十日町に停まり、
再び山の中、またトンネルで、上越新幹線の
越後湯沢に着く。全部でちょうど2時間。

さて、弁当。

19時となると、弁当もさほど選ぶ種類もないが、
「ますとぶりのすし」なるものを買った。

北陸富山の駅弁といえば「ますのすし」というのが
有名で人気があるが、本当は富山でも金沢寄りにある
高岡が発祥というようなことを聞いたような気がするが、
今は、高岡でも富山でも同じ[源(みなもと]というところの
ものを売っているよう。

東京などでも駅弁フェアなどで[ますのすし]として
一番よく見るメーカーのものである。

はくたかの席に座り、腹も減っているので、
さっそく弁当を取り出す。


750円というのは、安いではないか。

開けてみる。


ますが半分で、ぶり?が半分。

ますは見た通り右が、ます。

左がぶり?。

しょうゆをかけて、食べてみる。

一口に、切れ目が入っている。

ますは、ご存知のますのすし。
これはまあ、ご存知の味。

ぶりのすし。

ほう。

なるほど。

これは昨日、金沢で食べた、蕪鮨(かぶらずし)。
蕪鮨がのっているのである。

昨日のものよりも薄いのだが、
ミルフィーユ状の鰤と蕪。

これもよく漬かっており、うまい。

食べ終わって、PCを出して、少し片付けもの。

終えて、よし、
ビール。

ビールは弁当と一緒には買わなかったので、
車内販売のお姐さんを呼び止めて、買う。

なにか、つまみ、、?。

ワゴンを覗いてみると、サンドイッチがある。
それも、大船軒のもの。

なぜ、こんな遥か離れた、日本海沿いの北陸線に積んでいるのか、
不明ではあるが、これにしよう。


500円也。

大船軒というのは、その名の通り、東海道線の大船駅で
「鯵の押し寿し」が有名。これは私も好きな駅弁。

ここのものが明治32年発売で、駅弁のサンドイッチとしては
わが国初のものらしい。

東海道新幹線にものっていたか。

開ける。




ハムとチーズ。
昔のままなのか、シンプル。

ビールをもう一本。

そろそろ、雪に埋もれた、十日町に着く。






  


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