断腸亭料理日記2013

2013年 年越し その2

さて。

引き続いて、断腸亭の年越し。

日本橋弁松でお節を買って、神田須田町のまつやまでくる。


店の方は、例年のように、店で年越しそばを
食べようというお客の長い列。

我が家では、外で食べるのではなく、
ここの生そばを買って、紅白を視ながら
家で食べる。

生そばを売っているのは、店ではなく、この
須田町の路地裏。

あれま。
ここも列になっている。

一応、12月に入ってから予約をしておくのだが、
今は、予約をしなくとも、買えるようである。

元浅草の○○です、と、名前を言って、
三人前を購入。

弁松同様、ここでも

「よいお年をお迎えください」

の声に送られて自転車に乗る。

須田町のもう一軒の蕎麦や、かの、かんだ藪そばの方を
まわってみると、こちらも店で食べようという人の長い列。
こちらも持ち帰りのそばを売っている。

昌平橋を渡って、秋葉原。

中央通りに出る。

さすがに、大晦日、いつもの休日と比べると
人出は多少少ない。
オタクの人々の12年はどんな年であったのか。

AKBのあっちゃんの卒業の時には、
このドン・キホーテのベランダに出て
アキバのファンにメッセージを送っていた姿は
印象的であった。

どこかのビルに顔のイラスト入りの
大きな看板が出ていたが、麻生元総理。
自民党の総選挙勝利とともに副総理、財務相、
金融担当相として復活している。

こんなのもアキバのニュースか。

蔵前橋通りを突っ切って中央通りを真っ直ぐに、
上野松坂屋前の江戸の頃からの御成道クランク。

左側。

うさぎやもにぎわっている。
ここでは、正月の菓子を買う。

名物のどらやき、5個。
それから落雁も一折。

元浅草までの帰り道、佐竹商店街の
みかわやで、鴨鍋用の芹を三把購入。
(一把、300円超。毎年のことだが、高い。)

帰宅。

日本橋と神田、上野をまわって、
1時間半ほどで、戻ってこれた。


弁松のお重。


開けてみる。

上。


下。


品書き。


上、栗きんとん、玉子焼、有頭海老、蒲鉾、二色玉子、
昆布巻き、伊達巻。

下、野菜甘煮、信田巻、蛸桜煮、黒豆、女梶木。

下、左上のビニール袋に入っているのが、黒豆。
その隣が蛸の桜煮。
その下、左、信田巻と梶木。
下が煮物で、八頭、椎茸、蓮、つと麩。

7時、紅白の始まりとともに、食べ始め、
呑み始める。

日本橋弁松の折は、今では考えれらないくらい、
しょうゆの甘辛の濃い味。

弁松というと木挽町瓣松というのもあって、
これは歌舞伎座(今は新橋演舞場)前で
弁当を売っており、私もよく買う。
この木挽町の方は、日本橋ほどは、濃くはない。

このお節、食べてみると、濃いことは濃い味なのだが、
十二分にうまい。

上のお重は一般的なものだが、下は弁松の得意なものが
並んでいる。

信田巻は、油揚げの中に刻んだ野菜を入れて煮たものだが、
これがけっこう、いける。

また、女梶木もよい味。
煮物もうまい。

まつやで買ってきた生そば。


長ねぎも付いているので、薬味用に先に切って、
水にさらしておく。

10時すぎ、湯を沸かしてそばを茹でる。
冷たい水で洗って、ざるにきれいにのせる。



毎年のことだが、よい年の暮、で、ある。



日本橋弁松総本店


神田まつや


上野うさぎや






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