断腸亭料理日記2014

キーマカレー

お暑うございます。

皆々様へ、暑中お見舞い申し上げます。

皆様におかれましては、お元気でおすごしで

ございましょうか。

夏休みまでもう少し。がんばりましょう。

断腸亭


8月2日(土)第2食

8月になった。

いうまいと 思えど今日の暑さかな

まったくもって、暑い日が続いている。

夏であるから、あたりまえであるし、
また、暑い時には、暑くなければ、清涼飲料水も売れぬし、
ビールも売れぬ。夏物衣料も、エアコンも売れず、
経済には困ったことにはなる。

農作物に影響のない範囲で、やはり日は照ってもらい、
適当に雨も降ってもらわなければまた、いけないということには
なるのであろう。

が、暑いものは、暑い。

まったくもって、こう暑いと、頭にはカレーしか
思い浮かばない。
辛い麻婆豆腐、でもよさそうなものではあるが、
なぜだかやっぱり、カレーが食べたくなってしまう。

今日は、キーマカレーにしようと、考えた。

キーマカレーというのは、インドでどのくらい一般的なのか
わからぬが、日本ではポピュラーなものなので
様々なレシピがあるのであろう。

私のものは、自己流であるが、
他のインドカレーよりも短時間でできるので
このところ比較的よく作っている。

肉は、インド流であれば、鶏というのを聞いたことがあったので
私も鶏を使うことが多い。

ハナマサに鶏挽肉を買いに行く。

1パック、大容量(500g超)なので、半分程度を使用する。

玉ねぎ、にんにく、生姜の準備。

それぞれみじん切りで、玉ねぎは半個、にんにく、生姜は
それぞれ大さじ1杯ほど。

スパイスの用意。

今日はさほどスパイスは立たせたくないので
メインはS&Bの赤缶で、クローブ、シナモン、ベイリーフだけ用意。
(別に赤唐辛子も。)

まずは、ホールのスパイスを炒める。

油はギー使おうか。


これがギー。

あまり、そこらへんのスーパーには売っているものではない。
これは蔵前にあるインド食品店で買ったもの。
このような缶入りで、普段は冷蔵庫に入れてある。

乳脂ともいうが、バターから水分を飛ばしたもの。

フライパンに落とすとこんな感じ。


見た目はバターに近い。
香りも然(しか)り。


ここにスパイスを入れ、炒める。
香りが立ってきたら、

玉ねぎ、にんにく、生姜のみじん切りも入れて、炒める。


玉ねぎが透き通ってきたら、カレー粉、S&Bの赤缶を投入。
量は、アバウトだが、大さじ2、くらいであろうか。
それから、赤唐辛子、これは大さじ1ほど。

これをよく合わせるのだが、このままでは合わせにくいので
水を少量加える。


OK。これがルー。


別のフライパンで鶏挽肉を炒める。

鶏挽肉に火が通ったら、先のルーのフライパンに合わせる。

ここにトマト缶、カットのものを1缶の半分ほどを入れ、
一缶分ほとの水を入れる。

これである程度煮詰めればOK。

塩を入れ、味見。

OK。

盛り付け。

いつものように鍋で炊いたご飯と、
作っておいた玉ねぎの唐辛子漬け、らっきょうを添えて
出来上がり。


鶏肉でなくとも、豚でも合挽でもよかろう。

まあ、比較的簡単にできてうまい。

キーマカレー、で、ある。



 


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