断腸亭料理日記2015

ぶり大根

2月9日(月)夜

外出先から直帰。

御徒町の[吉池]に寄ってみることにする。

半額のタイムセールのようなものをやっていて、
ぶりの切身1パック二枚入り、それから、
脂のありそうな生のかじきの切身、こちらは一枚入り。

ぶりは、鳥取産350円。かじきは宮城産400円。

ぶりはぶり大根。
かじきは、素直にバタ焼きにしよう。
どちらもうまそうである。

同じく吉池の地下で余らせてもしかたがないので
大根を半分調達。

帰宅。

パック。


まずは、ぶり大根。

大根は下ゆでをしてから、切身と一緒に
甘辛く煮る。

大根の皮をむき、一口に切る。
茹でるのは圧力鍋。

水をヒタヒタに張って、ふたをして点火。
加熱加圧。
圧が上がったら、弱火にして5分。

火を止めて放置、30分。


OK。

次にぶりを霜降りにする。
血の多いぶりには必須であろう。

薬缶に湯をわかす。
熱湯である。

ざるに切身を並べ、熱湯をかける。
裏面も。

すぐに冷水に入れ、身が崩れぬようにそっと洗う。


あとは煮るだけ。

大きな平底の鍋にきれいにしたぶりの切身、湯だった大根を並べる。

水を入れ点火。

煮汁を濃くするため、水は少量。

調味料は、酒、砂糖、しょうゆ。
しょうゆは濃口とたまりも入れてみる。
(たまりはなんとなくこくが出そうな気がして。)

煮立ったら味見。
甘辛の濃いめ。


アルミホイルの落としぶたをして弱火。
煮る時間は7〜8分を最長とする。
タイマーをかけておく。

さて。

その間にかじき。

かじきは両面塩胡椒をし、薄力粉をまぶしてみる。
ムニエルということになろうか。

フライパンにバターを落として、点火。


溶けたら切身を入れ、ふたをして蒸し焼きにする。
けっこうな厚みがあるのでこれは必要であろう。

ん!。

ぶりの方の時間がきた。

仕上げにみりんを加え、もう一度煮立てて1分。
終了。
このまま置いておく。

かじきの方。
片面よい色に焦げ目がついたら、ひっくり返し、
再度ふたをして、焼く。

厚いので、火が中まで入ったかどうか
これが問題。

串を指して、温度を測ってみる。

もう少しか。

もう2分。

OK。

冷蔵庫にあった、バターライスを添えて
盛り付ける。



ぶり大根も。



バタ焼き。

昔の洋食やで使われている名前である。

バタ焼きになっているのかどうか。

わからぬが、なかなかうまく焼けた。

ぶり大根。

見た目にはうまそうであるが、、、

ぶりの脂ののりが今一つ。
寒ぶりといえば、富山氷見がブランドだが、
このあたりが原因か。

ただ、大根がうまい。

これだけでも、収穫か。

しかし、魚の切り身二種。
洋食と和食。

ちょっと食べすぎ。




 


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